2012 Fiscal Year Annual Research Report
住民主体の子育て支援プログラム開発と保健師支援モデルの精緻化
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21592864
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
原田 春美 福岡大学, 医学部, 教授 (70335652)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小西 美智子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (20161961)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 子育て支援 / 住民主体 / 人間関係形成 / 支援モデル / 保健師 |
Research Abstract |
1.実施したプログラムの評価:評価は、教育プログラム開発のための6段階アプローチ(Kern, Thomas, Howard, & Bass,1998)に基づき、形成的個人評価、総括的個人評価、形成的プログラム評価、総括的プログラム評価の4つについて行った。 具体的には、「子育て支援サポーター育成プログラム」では実施した全8回のプログラムについて、「子育てと仲間づくりの支援プログラム」では実施した全14回のプログラムについて、其々、プログラム開始前と全プログラム終了後の調査票、毎回のプログラム後に記入された参加者の振り返り、交流会での意見、当日の参加者の様子、出席状況、研究者が毎回記載したプログラム実施記録等を質的・量的に分析した。また、両プログラムについて、実施に係わった専門職(保健師・助産師・保育士等)の意見を収集すると共に、障壁になったことと対応策、プログラム管理に必要なこと、リソース等についても整理し、分析した。 2.プログラム終了後の研究参加者への調査:研究参加者に対して、子育て支援介入プログラムに関する聞き取り調査を行った。内容は、現在の様子(生活の様子や子育ての様子、子育てで困っていることやパートナーとの協力関係等)、現時点での当該プログラムについての考え(参加して良かったことや役にたっていること、参加後に変化した行動や考え方、当該プログラムに望むことや改善してほしいこと)、父親が子育て支援プログラムに参加することについての意見、今後の子育て支援についての意見等であった。 3.プログラムの開発と支援モデル修正:プログラム評価の結果と聞き取り調査の結果を研究者間で検討し、プログラムを修正した。また、保健師支援モデルについては、これらの結果や開発した子育て支援に関する介入プログラムとの関連において検討し、実施に係わった専門職に検討結果を提示して意見を求め、修正した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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