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2010 Fiscal Year Annual Research Report

続発性リンパ浮腫改善のための継続可能なセルフの徒手リンパマッサージ手技の開発

Research Project

Project/Area Number 21659509
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

赤澤 千春  京都大学, 医学研究科, 准教授 (70324689)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 荒川 千登世  滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (10212614)
福田 里砂  京都大学, 医学研究科, 助手 (40534938)
稲本 俊  財団法人田附興風会, 医学研究所, 研究主幹 (10135577)
Keywords続発性リンパ浮腫 / 徒手リンパマッサージ / セルフケア
Research Abstract

課題2 続発性リンパ浮腫改善のための継続可能なセルフの徒手リンパマッサージの手技の開発
1) 研究方法:徒手リンパマッサージのセルフケアの指導を受けた患者に現在も継続しているか,継続している部位について,その効果についてアンケートをした。
2) 手技通りに実行した場合の効果の判定として,1ヶ月間自己測定してもらった結果
1) 結果:継続している人の割合は68.4%で,最初はしていたが辞めた割合は14.5%で,すぐにやめた割合は14.5%であった。継続している人の37.8%は毎日行っている。途中で辞めた理由で最も多いのが,「面倒である」,「よくならない」の23.1%であった。すぐにやめた理由は「面倒である」が70%であった。継続している人の続けている部位は「体側」「膝」「足の甲」「足の指」は低くなっていた。「太腿」「下腿」をマッサージしている人は80%を超えていた。効果として約20%が浮腫の2期から改善していた。ソフトになったと感じている人も40%いた。上半身の手技を正しくている人の約39%が浮腫の改善,54%がソフトになったと自覚している。
2) 結果:リンパマッサージ前後で最も周囲径が減少したのは、節関飾で平均1.3cm、浮腫減退率3.2%であった。最も減少率の低い部位は足背とソ径部で減退率0.48%であった。
以上より,従来の手技は時間がかかることで,継続しなくなることが問題であり,また,上半身の「肩回し」「腹式呼吸」は継続されるが,通路となる体側のマッサージは継続されにくいことが分かった。そこで「肩回し」「腹式呼吸」「体側」に関しては一度に続けてやる必須項目として指導する。大腿は,「太腿」「膝」「下腿」「足背」として一度に続けてやるが,時間を気にせずにするように指導する。

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Published: 2012-07-19  

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