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2010 Fiscal Year Annual Research Report

習得,活用,探究の連続関係の考察-コア・カリキュラムと三層四領域論を手がかりに

Research Project

Project/Area Number 21730616
Research InstitutionYokohama National University

Principal Investigator

金馬 国晴  横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (90367277)

Keywordsコア・カリキュラム / 三層四領域論 / カリキュラム基準 / カリキュラム計画 / カリキュラム実践 / カリキュラム経験 / 活用 / 探究
Research Abstract

戦後初期の小学校が作成したカリキュラム関係などの冊子類,学校新聞などの教育資料の閲覧,収集を行い,コア・カリキュラムの計画と実践の実態をつかんだ。茨城県猿島郡境町立静小,見附市立見附小,むつ市立大平小,南足柄市立郷土資料館が膨大な資料を所蔵していることが判明し,借り出して複写した。陸前高田市立博物館にも膨大なカリキュラム冊子を発見したが,閲覧にとどまった。また,茨城県猿島郡境町立静小に関わる元教師と教え子数十名に対してインタビュー懇話会を行い,テープ起こし記録を作成中である。他に何件か,資料閲覧やインタビューの約束をとることができた。
その結果,とくに,[各校のカリキュラム計画]につき,コアと周辺,および基礎,問題解決,生活実践という三層のうちに,今日でいう習得,活用,探究が互いにいかなる論理・関係で「総合」されていたかについて考察を深めて論文を執筆中であり,また,[カリキュラム実践とカリキュラム経験]につき,各校の計画が,実際には,授業や単元のかたちでいかに実践に移され,その際,何が困難で,また意義深かったか,といった教師と子どもの側におげるカリキュラムの実現を明らかにするための資料・データを大量に収集することができた。なお,以上に関わって,さまざまな研究会,ワークショップ,学会大会などに参加することで,分析の視点と見通しを得ることができた。

  • Research Products

    (2 results)

All 2010

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 教師にとっての習得・活用・探求-若い卒業生のグループ・インタビューから2010

    • Author(s)
      金馬国晴
    • Journal Title

      生活教育

      Volume: 745号 Pages: 56-63

  • [Journal Article] 習得・活用・探究をつなぐカリキュラムデザインを-コア・カリキュラム研究で問い直す総合的な学習のあり方2010

    • Author(s)
      金馬国晴
    • Journal Title

      悠+

      Volume: 5月号 Pages: 48-49

URL: 

Published: 2012-07-19  

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