2023 Fiscal Year Annual Research Report
教員スタンダードを核とする包括的教師教育システムに関する総合的研究
Project/Area Number |
21H00869
|
Research Institution | Sendai Shirayuri Women's College |
Principal Investigator |
牛渡 淳 仙台白百合女子大学, 人間学部, 名誉教授 (30151856)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 駿 高松大学, 発達科学部, 講師 (10582025)
阿内 春生 横浜市立大学, 国際教養学部(教養学系), 准教授 (10608839)
鈴木 久米男 福島学院大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50733937)
櫻井 直輝 放送大学, 教養学部, 准教授 (60785385)
木場 裕紀 東京電機大学, 未来科学部, 准教授 (70804095)
藤村 祐子 滋賀大学, 教育学系, 准教授 (80634609)
川口 広美 (前田広美) 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (80710839)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 教員スタンダード / 教員育成指標 / 教員研修 / 教員評価 / カリフォルニア州 / 教員免許更新制度 / 教職の専門職性 / 質保証 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.2023年9月に、ボストンカレッジのコクラン・スミス教授等を招いて、放送大学において、日米の教師教育改革に関する国際シンポジウムを開催した。タイトルは「日米国際シンポジウム 日米教師教育における民主的アカウンタビリティの可能性を探る」。登壇者は、他に、ボストン大学のラリー・ラドロー教授、福岡大学の佐藤仁教授、そして、指定討論者は牛渡淳であった。日米における教師教育改革のガバナンスとアカウンタビリティーの関係について議論が行われた。 2.2023年11月に、カリフォルニア州への現地調査を行った。具体的には、サクラメントにあるカリフォルニア州教員免許委員会、サクラメントにある民主党上院議員の政策秘書オフィス、カリフォルニア州立大学サクラメント校、カリフォルニア大学バークレー校である。これまでコロナのために限調査ができなかったこともあり、現地調査ではたくさんの資料とインタビューによる成果があった。 3.2024年1月、2月に、オンラインによるアメリカ追加調査を行った。11月現地調査以降に連絡が取れたカリフォルニア大学サクラメント校の教授には、サクラメント校における教職課程の質保証のシステムについて詳細な話を聞くことができた。 4.日本研究に関しては、これまで3年間行ってきた我が国の教員育成指標に関する調査を継続し、これまで研究していなかった①入職前段階の育成指標と教員採用との関連性、②幼稚園教諭の育成指標の実態、③事務職員の育成指標について研究分析を行った。なお、この三点の研究成果については、3月に三つの紀要論文にとりまとめた。 5.2024年月3末には、これまでの3年間にわたって収集した資料や発表した論文等を集めた416ページに及ぶ資料集(研究メンバー用)をとりまとめた。これをもとに、今後、研究成果を著書として公表する予定であり、今年度の出版助成に申請する予定である。
|
Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|