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2023 Fiscal Year Annual Research Report

Cnm陽性う蝕原因細菌のPRIPを介した脳出血増悪機序解明による健康寿命の延伸

Research Project

Project/Area Number 21H03120
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

柴 秀樹  広島大学, 医系科学研究科(歯), 教授 (60260668)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 武田 克浩  広島大学, 病院(歯), 講師 (10452591)
松尾 美樹  広島大学, 医系科学研究科(歯), 准教授 (20527048)
應原 一久  広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (80550425)
丸山 博文  広島大学, 医系科学研究科(医), 教授 (90304443)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
KeywordsCnm陽性う蝕原因細菌 / 脳出血 / PRIP / セロタイプ / 健康寿命の延伸
Outline of Annual Research Achievements

基礎研究:S.m感染時のPRIPの発現について、特異抗体(抗原:His-Tagタンパク質、ペプチド)を作製し、脳組織における局在の観察を行ったが、抗体の感度に問題があり検出できなかった。mRNAレベルでは、Cnm(-)のS.mと比較してCnm(+)のS.m感染では、PRIP2の発現が抑制されていた。また、ヒト血管内皮細胞のRNA sequenceを行い、PRIP2の発現に関連する炎症因子を見出した。
疫学研究:脳卒中(脳梗塞と脳出血)の入院歴があり、現在、外来でフォロー中(フォロー期間:中央値 919日、4分位範囲 428-2025日)の68名の患者において、患者の口腔プラークからミュータンス連鎖球菌選択培地とPCR法で、Cnm(+)のS.mとCnm(-)のS.mの分離を行った。S.m未検出と比較し、 Cnm(+)と(-) のS.mは微小脳出血増加傾向であること、Cnm(+)S.mにおいては、S.m未検出とCnm(-)のS.mと比較して、新規の微小脳出血増加の割合が増大していることが判明した。脳室周囲白質病変と深部皮質下白質病変においては、3群間で差はなかった。また、選択培地とPCR法によって分離した24株のS.mをゲノム解析した。24株の内、Cnm(+)のS.m は5株であった。複数のバクテリオシン遺伝子を有するS.mやバクテリオシン遺伝子を全く有していないS.mが存在した。セロタイプによる分類では、セロタイプCが17株、eが2株、kが1株、c、kが2株、Non-typableが2株であった。以上、ゲノム解析から、微小脳出血に関わるS.mの性状が多様性であることがわかった。現在29株がゲノム解析中で、さらに、新規で33株程度はゲノム解析を行うため、試料の準備中(DNA精製中)である。

Research Progress Status

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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