2022 Fiscal Year Annual Research Report
Toward a Global History of Inter-State Relations: A Comparative Study on Governmental Controls on Commercial Exchanges and Traffics in Eurasia, 1400-1900
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21H04355
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松方 冬子 東京大学, 史料編纂所, 教授 (80251479)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森永 貴子 立命館大学, 文学部, 教授 (00466434)
菊池 雄太 立教大学, 経済学部, 准教授 (00735566)
大東 敬典 東京大学, 史料編纂所, 助教 (00871237)
塩谷 哲史 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (30570197)
辻 大和 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 准教授 (50632303)
岡本 隆司 京都府立大学, 文学部, 教授 (70260742)
木村 可奈子 滋賀県立大学, 人間文化学部, 講師 (70882033)
彭 浩 大阪公立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (80779372)
松本 あづさ 藤女子大学, 文学部, 准教授 (90510107)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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Keywords | 外交 / ユーラシア / 関税 / 条約 / 領事 / 世界史 |
Outline of Annual Research Achievements |
○2022年7~8月藤女子大学において第五回研究会を開催した。(第一部)皆川卓報告「三十年戦争期神聖ローマ帝国の領邦における占領と外交権の変容」、松方冬子報告「『諭書』をめぐって」、(第二部)松方報告「カール・ポランニー『経済と文明』と坂井信三『イスラームと商業の歴史人類学』を読む」、松本あづさ報告「沖の口役と沖の口口銭」、塩谷哲史報告「条約条文を読む」 ○11月、塩谷哲史がマドリードにて国際学会「間接外交」に参加・報告した。 ○12月、東京大学において第六回研究会を開催した(JSPS科研費20K01004と共催)。(第一部)彭浩報告「青山治世『近代中国の在外領事とアジア』を読む」、松方報告「本野英一『伝統中国商業秩序の崩壊』を読む」、森永貴子報告「岡本隆司『近代中国と海関』を読む」、(第二部)松方冬子報告「一九世紀言語を使わない方法 」、(第三部)読書会『交隣と東アジア』書評:辻大和、吉岡誠也、川口洋史、(第四部)書評会『華夷変態の東アジア』書評:岡本隆司、木土博成、石川亮太、(第五部)菊池雄太報告「《関税》概念の整理―ヨーロッパ篇」 ○2023年3月学術変革領域研究(A)20H05827との共催で国際ワークショップを開催し、大東敬典が報告した。 ○3月京都府立大学で第七回研究会を開催した。彭報告「Ortega, Negotiating Transcultural Relations in the Early Modern Mediterraneanを読む」、松方報告「Talbot, British-Ottoman Relations, 1661-1807を読む」、木村可奈子報告「尾高晋己『オスマン外交のヨーロッパ化』を読む」○3月に川口がライデン大学図書館で史料調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2022年度に入り、新型コロナ感染症拡大に伴う移動制限がかなり緩和され、それに伴って、海外での史料調査、海外の学会での報告、国内での研究会の対面開催が可能になり、それにより、研究はかなり進捗した。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、議論をさらに進化させ、成果論集の構想発表へとつなげていきたい。また、海外の学会での成果発表も進めたい。
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Research Products
(27 results)