2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
分子群ロボティクス:分子群ロボットによる仕事の検証と社会実装課題の提案
Project/Area Number |
21H04434
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 13:Condensed matter physics and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
角五 彰 京都大学, 理学研究科, 教授 (10374224)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
オベル加藤 ナタナエル お茶の水女子大学, 基幹研究院, 講師 (10749659)
川又 生吹 東北大学, 工学研究科, 助教 (30733977)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2024-03-31
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Summary of the Research Project |
微小管-キネシンをアクチュエータ、DNAをプロセッサー、フォトクロミック分子をセンサーとして組み合わせて、これまでに実現してきた外部入力可能な分子ロボティクスをさらに発展させ、微少発電回路との組み合わせにより、生体分子による化学エネルギーから電気エネルギーへの変換を試みる。さらに、DNA分子の特異的結合性を利用して、味覚や嗅覚を模倣した、検出センサーを分子ロボットの集団化パターンにより実現する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究は、人工分子機械単体だけでなく、集団という概念も取り入れ、さらには、外部入出力も備えた非常にユニークな系であり、実現されれば、分子機械の可能性を開くだけでなく物理・化学分野へも高い波及効果が見込まれる研究成果となることが期待される。
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