2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
予測符号化理論に基づく自己認知の多様性発生機序のシステム的理解
Project/Area Number |
21H04884
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 61:Human informatics and related fields
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
長井 志江 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任教授 (30571632)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
熊谷 晋一郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (00574659)
和田 真 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (20407331)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、脳の一般原理である予測符号化理論に基づき、人間の認知機能の多様性を統一的に説明し、ニューロダイバーシティ社会の実現を目指す研究である。具体的には、自己認知に着目し、定型発達者と発達障害者の個性を連続的なスペクトラムとして捉え、認知発達ロボティクス、認知神経科学、発達障害当事者研究を融合し多様性が発生する機序の理解を目指す。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
自己認知の多様性機序を予測符号化理論で統一的に説明しようという着想は学術的意義が高く、工学・認知科学・心理学を融合する研究のアプローチにより応用可能な知見が期待できる。自己認知の多様性を連続的なスペクトラムとしてとらえ、ニューロダイバーシティ社会に役立てようとする研究目的の社会的意義は高く評価できる。
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