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2021 Fiscal Year Research-status Report

就学前段階の外国につながる子どもに対する日本語教育の意義と課題

Research Project

Project/Area Number 21K00629
Research InstitutionMejiro University

Principal Investigator

當銘 美菜  目白大学, 人間学部, 専任講師 (10773682)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
Keywords外国につながる子ども / 質問紙調査
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、保育所や幼稚園といった就学前施設において、親の婚姻や就業等の理由により日本で生活する、複数の言語・文化的背景を持つ子どもに対して行われている日本語教育の実態把握である。そのために、全国の就学前施設を対象に質問紙調査を実施し、保育・教育の現状からその成果と課題について分析を行う。
初年度は、これまでに保育や幼児教育の分野などにおいて、保育所や幼稚園などを対象に実施されてきた、外国につながる子どもに対する保育・教育に関する、都道府県や全国規模の調査を分析し、調査内容の検討と質問紙の作成を行った。また、質問紙調査への助言を得るべく、現場の保育者への聞き取り調査を実施し、調査内容や調査方法について検討を行った。現場で外国につながる子どもたちへの保育・教育に携わる保育者の視点から出されたコメント(質問紙に記載する説明文や質問項目の内容、使用語彙の適切さや分かりやすさ、取り組みやすい調査形態など)を踏まえて、調査内容を精査すると同時に、複数の調査方法の設定について検討した。
その後、事前調査へ向けた質問紙を再構成するとともに、事前調査および本調査を実施する調査対象の選定を行った。
2年目は、調査対象である就学前施設のある都道府県へ調査協力依頼を行った上で事前調査を実施する。事前調査の質問紙の回収、分析を進め、必要に応じて、調査内容や調査方法を再検討した上で、本調査を実施する。そして、回収する質問紙についての分析を行うとともに、成果報告として、研究発表を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2021年度中に実施する予定であった事前調査は、質問紙の修正や調査協力依頼に時間がかかり、当初の予定通りに進まなかった。新年度には事前調査と本調査を実施し、調査結果から確認できたことをまとめ、成果発表を行っていきたい。

Strategy for Future Research Activity

都道府県および自治体への調査依頼を行い、調査許可が得られた調査地から順に、質問紙調査を実施する。また同時に、回収した質問紙の分析を行い、訪問調査も行っていく。

Causes of Carryover

基礎研究および都道府県や自治体への調査依頼の進行具合から、2021年度に実施予定だった事前調査と本調査を2年目に行うことにしたため。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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