2023 Fiscal Year Annual Research Report
ブレンド型包括的機関英語学習プログラムの作成と成果の検証
Project/Area Number |
21K00648
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Research Institution | Tokyo University of Marine Science and Technology |
Principal Investigator |
高木 直之 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (30272727)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 洋子 東京海洋大学, 海洋工学部, 助教授 (50313383)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 機関英語 / ESP / ブレンド型学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度には、リスニング問題15問(写真を見て4つの読まれた選択肢から最も正しく写真を描写しているものを選ぶ写真描写問題、最初に読まれた文に対する応答として、適切な選択肢を選ぶ問題)、文法や語彙にかかわる問題25問、時制問題10問、合計50問からなる機関英語テストを、A,B合計2バージョン作成し(重複する問題はゼロ)、東京海洋大学海洋工学部の海洋電子機械工学科で機関士を目指す3年次の学生の必修授業である機関英語Iの最初の授業と、同じく必修科目である後期の機関英語IIの最後の授業で実施した。 授業では本プロジェクトで作成したブレンド型学習教材を使用、毎週の授業では、ビデオ教材を使ったリスニング、口頭のQ&A、TRUE/FALSE問題、文法や語彙に関する問題など、4技能をカバーし、予習・復習には、QUIZLET や MOODLE を活用した。詳細は機関英語IのRULを参照:https://www2.kaiyodai.ac.jp/~takagi/engine/engine.html クラスを半分に分け、半数はバージョンAを先に、残りの学生はバージョンBを先に受験、機関英語IIの最後にまだ受けていないバージョンを受験した。正答率は平均で41%から59%へと上昇し、本プロジェクトによる学習の成果が検証された。 最終年度ということで、機関英語の文脈を用いて英語の時制と態、品詞(機関業務に必要な語彙の導入も含む)を網羅する「機関英語入門」をインターネット上に公開した。URL:https://www2.kaiyodai.ac.jp/~takagi/engine/intro_to_EE.html。 さらに機関業務に関するリーディングの教材(機関業務を全く知らない教員にとっては、機関英語入門としての性質を持つ)をまとめて、これもインターネットに公開した。URL:https://www2.kaiyodai.ac.jp/~takagi/ime/ime_index.html
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