2023 Fiscal Year Research-status Report
Can models of eye-movement control in L1 reading apply to L2 reading?
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21K00650
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Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
梁 志鋭 豊橋技術科学大学, 総合教育院, 准教授 (80648262)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 英文読解 / 第二言語 / 眼球運動 / モデル / 個人差 / 読解力構成技能 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、研究代表者がこれまでの科学研究費助成事業による研究課題(課題番号:25770203、16K16887、18K00760)で収集してきた英語学習者および母語話者の英文読解時の眼球運動データと学習者の読解力構成技能(例:語彙知識、音韻符号化能力)に関するデータをもとに、日本人英語学習者と英語母語話者の読解プロセスは同じ理論的な枠組みおよびモデルで説明できるか否かについて、日本人英語学習者の読解力構成技能と関連づけて検証することを目的とする。 これまで新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が続いていたため、本課題は予定通り進められなかった。そのため、科研費助成事業の補助事業期間延長を申請し、1年間の延長が承認された。 2023年度では、収集してきた英文読解時の眼球運動データで用いたテキストの特性・指標(語長、単語の出現頻度、単語の予測度)と読み手の読解力構成技能の関連に関する最新の研究文献について、文献調査を行った。なお、これまで収集してきた日本人英語学習者の眼球運動データおよびそのデータで使用したテキストの特性・指標、読み手の読解力構成技能に関するデータを整理した。今後、データ分析を進め、研究成果を発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
これまで新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が続いていたため、本課題は予定通り進められなかった。そのため、科学研究費助成事業の補助事業期間延長承認申請を行い、1年間の延長が承認された。
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Strategy for Future Research Activity |
これまで新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が続いていたため、本課題は予定通り進められなかったが、今後、積極的に研究者同士との交流・情報交換のため学会へ参加する一方、データ分析を進める。分析結果ができ次第、研究成果を研究発表および論文の形で発表していく予定である。
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Causes of Carryover |
研究環境を整えるための物品と、消耗品購入にかかる費用、学会への参加費・旅費、論文の投稿費用などに研究費を使用する必要がある。
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