2022 Fiscal Year Research-status Report
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21K00670
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Research Institution | Ube National College of Technology |
Principal Investigator |
伊藤 耕作 宇部工業高等専門学校, 一般科, 教授 (30580956)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二五 義博 山口学芸大学, 教育学部, 教授 (60648658)
岡田 美鈴 宇部工業高等専門学校, 一般科, 准教授 (90776543)
中村 成芳 宇部工業高等専門学校, 一般科, 准教授 (20623995)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | CLIL(内容言語統合型学習) / 教科横断的指導 / 授業モデル / 評価法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、CLIL(内容言語統合型学習)を導入する国外の先駆的実践校等の取り組みを調査し、得られた知見を参考に、英語と体育の教科横断的授業モデルと評価法を開発することである。本年度の成果は次の2件である。 実践面:卓球CLILの授業モデルを作成し、その有効性を授業実践により検証した。 理論面:事例研究(授業実践)の運動種目として新たに選定した卓球の先行研究調査を行った。 また、昨年度実施したバドミントンCLILの研究成果として、学会発表を3件、論文投稿を1件行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究2年目の当該年度は海外調査研究を予定していたが、コロナの影響により実施できず、研究計画を次のように変更した。 実践面:本年度予定していた事例研究の対象種目をユニバーサルスポーツから卓球に変更した。 理論面:事例研究の運動種目として新たに選定した卓球の調査研究を行った。 上記の変更により、当初予定していなかった卓球CLILの授業実践を行うことになり、その準備に多くの時間を費やした。そのため、本年度予定していた運動種目調査やCLILに関する最新の情報収集に遅れが生じた。研究計画の変更が進捗に及ぼした影響はかなりあり、現在までの達成度は「やや遅れている」と評価することができる。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度はCLILを導入する国外の先駆的実践校等の取り組みを調査する予定であるが、延期された場合、研究計画を次のように変更する。 実践面:当初の予定通り事例研究(授業実践)を行う。ただし、対象種目をユニバーサルスポーツからベースボール型の運動種目に変更する。 理論面:新たに選定する運動種目の先行研究調査を行う。併せて、CLILに関する理論面および実践面の情報収集に努め、授業モデル作成の参考にする。 以上の計画で研究を進め、その成果を学会発表や論文執筆につなげたい。
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Causes of Carryover |
今年度は主に、物品費、旅費で残額が発生した。物品費は、本年度予定していたユニバーサルスポーツの事例研究を延期したため、その関係物品の購入を先送りしたため残額が生じた。旅費については、研究分担者の所属変更により呉市で予定していた定例の打合が近隣の山口市に変更されたことと海外調査研究が延期されたことで経費を使用する必要がなくなった。次年度は、海外出張を予定しているが、実現できた場合はここに多くの経費を使用する予定である。
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Research Products
(4 results)