2021 Fiscal Year Research-status Report
Moodleを活用したオンライン国際交流・協働型中国語教育モデルの開発
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21K00699
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Research Institution | Muroran Institute of Technology |
Principal Investigator |
曲 明 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (60727064)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | オンライン国際交流 / オンライン協働学習 / 異文化理解 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、大学における第二外国語としての中国語教育のあり方を、中国語の習得と同時に“異文化理解能力を促進する”という点からとらえ直し、Moodle(教育/学習管理システム)を活用し、中国の日本語学習者とのオンライン国際交流・授業協働活動をカリキュラムに取り入れ、中国の大学と連携して授業を展開するという新しい中国語教育モデルを開発するものである。今年度は一年目であり、主に下記二つのことを行った。①春学期では、中国の提携大学と連絡を取り合い、日本の中国語学習者と中国の日本語学習者が同期型及び非同期型で、オンライン国際交流・協働学習に参加できるように、国際交流・授業協働学習活動として実践できるタスク、および授業実行スゲジュールを決めた。②その後、秋学期には中国の2つの大学の学生とのオンライン国際交流、協働学習を授業プログラムに組み込み、教育実践を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
交流、協働相手は中国の姉妹校であるため、いろんな連絡および事務手続きがスムーズに行うことができて、今のところ、研究は順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度では、中国語運用能力及び異文化理解能力の発達を検証するため、授業に参加する前と、参加した後に中国語運用能力テスト、及び異文化理解能力の発達に関するアンケート、フォーカスイングループ調査を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
申請した国際会議の参加および中国にいる研究協力者との打ち合わせはコロナのため、実行できていない。そのため、次年度使用額が生じた。
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