2022 Fiscal Year Research-status Report
Web会議アプリとAIアシスタントを用いたインタラクティブ調査方法の開発
Project/Area Number |
21K01896
|
Research Institution | The Institute of Statistical Mathematics |
Principal Investigator |
朴 堯星 統計数理研究所, データ科学研究系, 准教授 (10583205)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 忠彦 統計数理研究所, データ科学研究系, 准教授 (10247257)
持橋 大地 統計数理研究所, 数理・推論研究系, 准教授 (80418508)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 音声認識調査アプリシステム / AI |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度には、まずAIを用いた音声認識調査アプリを開発したうえで、その後、AIを用いた音声認識調査アプリの実用可能性を検討した。具体的には、音声認識調査への参加者を募集して小規模のウェブ調査を行い、実験調査を実施した。本比較では、調査員による面接調査として長年行ってきた日本人の国民性調査項目を用いることによって、今回開発した音声認識調査アプリシステムが、調査員による面接調査に比べてどのような違いがあるのか、さらにはシステムユーザーにとって求められる改善点などを明らかにすることにつながった。 具体的には、既存の調査システムにに対して、①調査対象者側を配慮した改善機能、②AIの音声認識機能、③調査実施/運営者側を配慮した改善機能の強化が必要であることを発見している。そのため、システムの改善を課題として考えている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
特になし
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度に実施した実験調査の結果を踏まえ、音声認識調査アプリ調査システムの改善点が浮き彫りになっている。そのため、今後は改良した調査システムを基に、全国調査への汎用性を検討する予定である。
|
Causes of Carryover |
実験調査の実施タイミングが遅れていたため、システムの追加改良を年度内に行うことができなかった。そのため、その分の予算は次年度の使用になる予定である。
|