2023 Fiscal Year Research-status Report
障害のある従業員に対する職場での配慮における事業主の意思決定モデル
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21K02021
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Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
小澤 昭彦 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (20584155)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 意思決定プロセス / 合理的配慮 / 障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初は、全業種を対象とした調査を計画していたが、問題を焦点化するため対象を法定雇用率達成企業の割合が最も低い情報通信業に限定しすることとした。また、先行研究をふまえ、情報通信業の人事担当者における「精神障害者の雇用管理における自己効力」が、合理的配慮の提供に与える影響についても取り上げることとした。それらの修正を、JSPS科研費 基盤研究(C)(一般)(H26~R4)「精神障害者雇用におけるエビデンスに基づく事業主支援モデルの構築(小澤昭彦)」で使用した質問紙に反映することで、本研究で使用する質問紙を作成した。 そのうえで、研究実施にあたって必要な学内の倫理審査の申請を受け、研究実施の許可を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
所属機関内外での責任者の業務が多く、研究に費やす時間が捻出しにくい状況であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
前年度、研究実施にあたって必要な学内の倫理審査を受け、研究実施の許可を得ているため、研究計画に沿って研究を実施していく。
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Causes of Carryover |
研究の進捗が遅れており、本来実施すべき調査が実施できなかったため。そのため、次年度に調査を実施する予定である。
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