2022 Fiscal Year Research-status Report
国際・学際横断的連携による虐待に移行させない子育て支援モデルの構築
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21K02362
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
細坂 泰子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (90459644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
茅島 江子 秀明大学, 看護学部, 教授 (70125920)
堀井 光俊 秀明大学, 英語情報マネジメント学部, 教授 (60406717)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 子育て支援 / しつけ / 虐待 / 育児実践 / 国際・学際横断的連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は国際・学際横断的連携により、しつけと虐待の線引きの困難さ、複雑さ及び文化間、社会間での差異を念頭におきつつ、3つの研究で構成される。研究1・2では「ナラティブからとらえる、虐待の境界に存在する子育て期女性の育児実践」をトリアンギュレーションの視点を加味して、日本および英国で調査する。これらの調査は、多分野の博士号を持った研究者らが学際的に知見を統合し、分析する。研究3では文化的および社会的背景が大きく関与する虐待の閾値に関連する子育ての価値体系について、質的比較分析によって国際比較する。本研究の目的は国際・学生横断的連携により、しつけと虐待の線引きの困難さ、複雑さ、および文化間、社会間での差異を念頭に起きつつ、虐待に移行させない子育て支援モデルを構築することである。 令和4年度は日本と英国でのインタビュー調査の継続およびデータ分析を行った。各国でのデータ分析をそれぞれの使用言語で分析している最中である。実施時期がコロナ禍だったことも加味して、コロナによる育児負担感なども抽出された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和4年度は予定しているインタビュー実施を行い、日本および英国でのインタビュー調査を遂行した。コロナ禍でもありインタビューは対面とオンラインでの両方を可とし、研究参加者の希望に沿って行った。各国9名の研究参加者に対してインタビューを行い、データをもとに分析を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度は各国のデータ分析を国際比較し、論文化する予定である。
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Causes of Carryover |
コロナの影響で研究者が国外での活動に制限が生じたため、当該年度に予定していた研究活動ができなかった。そのため次年度にそれらの活動を予定している。
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Research Products
(1 results)