2023 Fiscal Year Annual Research Report
COVID-19流行時の幼児の生活習慣や身体状況からみた健康管理上の課題と対策
Project/Area Number |
21K02415
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
前橋 明 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80199637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅川 和美 山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (60283199)
石井 浩子 京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部, 教授 (70353141)
金 賢植 仙台大学, 体育学部, 教授 (10738660)
泉 秀生 東京都市大学, 人間科学部, 准教授 (40633920)
山梨 みほ 浦和大学, こども学部, 准教授 (30899472)
宮本 雄司 東洋大学, ライフデザイン学部, 助教 (00804501)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | COVID-19 / 幼児 / 生活習慣 / 運動あそび / 体力 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行期における日本各地の幼児の生活習慣の実態を把握し、子どもたちの抱える・抱えさせられた健康管理上の問題点を抽出し、改善策や予防策を検討することとした。 2023年度は、2021年度~2022年度に行った幼児の生活習慣調査結果を踏まえて、課題を明らかにし、その改善策を検討した。さらに、得られた知見を普及するための感染症流行下における子どもの健全育成マニュアルを作成することができた。 感染症流行下における子どもの健全育成マニュアルには、家庭でできること、幼稚園・保育園・こども園でできること、地域でできること、行政でできることのマニュアルに加え、保育現場での疑問に答えられるようなQ&A形式で記載し、今後、感染症が流行した場合の子どもの健全育成における指針となるマニュアルを作成することができた。 マニュアルの内容としては、①生活習慣とそのリズムづくりの方法、②運動あそびの実践普及策、③外界からの病原菌の侵襲を防ぐ基礎体力の向上策、④子どもの保育・教育、子ども支援現場での感染症対策、⑤感染症流行下において園でできるとこと、⑥感染症流行下において家庭でできること、⑦感染症流行下において地域でできうること、⑧COVID-19流行下における幼児・児童・生徒の生活習慣の実態と課題などの内容をまとめた。
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