2021 Fiscal Year Research-status Report
児童心理治療施設併設校の国語科教育カリキュラム開発に向けた基礎研究
Project/Area Number |
21K02607
|
Research Institution | Niimi College |
Principal Investigator |
本渡 葵 新見公立大学, 健康科学部, 准教授 (20781248)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 美智代 福山市立大学, 教育学部, 教授 (00369779)
稲田 八穂 筑紫女学園大学, 人間科学部, 教授 (20612518)
難波 博孝 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (30244536)
住田 勝 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40278594)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 国語科教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、児童心理治療施設併設校での特色ある言語活動を理論的に検討し、その効果と課題の質的な検証に加え、課題を改善しうる新たな言語活動を構想し実践・検証することである。 1年目である令和3年度は、併設校で実践されている特色ある言語活動の現状について、研究協力校を対象とした情報収集をおこなった。これにより、研究協力校の教師から(1)特色ある言語活動が生まれた経緯および意図、(2)これまでの3年間の変遷、(3)直面している課題の3点について現状を明らかにすることができた。 また、研究分担者とは、(1)今後予定している参与観察の方法、(2)データの記述・分析の手法、(3)研究計画の修正・変更について定期的にミーティングをおこなった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現地での参与観察が計画に対して遅れている。この点については、zoomを用いた言語活動の観察を研究協力校と検討している。
|
Strategy for Future Research Activity |
現地での参与観察が計画に対して遅れているが、zoomを用いた言語活動の観察を研究協力校と検討している。
|
Causes of Carryover |
現地での参与観察・聞き取り調査・資料収集として計上していた旅費について、新型コロナウイルス感染症感染拡大に係る移動規制のため、使用機会がなかった。そのため、次年度以降への繰り越し額が生じた。
|
Research Products
(4 results)