2023 Fiscal Year Research-status Report
Biological reaction in rat model with space making radiation therapy system for pediatric tumor
Project/Area Number |
21K07758
|
Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
亀井 美智 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (80510271)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 宏満 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (40611588)
武田 理沙 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 臨床研究医 (40832225)
木村 浩明 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (50608693)
高木 大輔 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (60611580)
相羽 久輝 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (70793834)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 吸収性スペーサー / 粒子線治療 / 化学療法 / 経時変化 |
Outline of Annual Research Achievements |
ラットにPGA製スペーサーを留置後、エンドキサン投与群と、非投与群に分けて、CT撮像によるスペーサーの縮小率、経時的にどのように変化するかを検証した。 【結果】PGAスペーサーの留置後の変化について2群の比較では、経時的な縮小率や合併症の差はなく、スペーサーが予測通り吸収されたことが確認できた。 【結語】個体別の吸収速度の差異によるバイアスを取り除くため、同一個体での経時変化を縮小率により評価することが可能であった。エンドキサン投与、非投与群ではスペーサー縮小に有意差はなく、化学療法併用での粒子線治療時にPGAスペーサー留置による間隙維持の有効性を支持できる結果であった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
【CT画像による評価について】留置後のCT画像、スペーサー摘出後の形態評価が終了している。個体差による吸収速度のバイアスを少なくするため、同一個体での経時的な変化を検討した。現在論文化を行っている。
|
Strategy for Future Research Activity |
ラットデータを可視化して論文化を実施している。臨床データとの差異や矛盾について検証する予定である。
|
Causes of Carryover |
現在論文作成、投稿中であり、論文投稿費用に充てる予定である。
|