2021 Fiscal Year Research-status Report
Longitudinal analysis of IGF1 gene methylation in preterm infants
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21K07871
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
寒竹 正人 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (80327791)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大川 夏紀 順天堂大学, 医学部, 助教 (10568009)
田中 利隆 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (30407283)
中岡 博史 公益財団法人佐々木研究所, 附属研究所, 部長(移行) (70611193)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | igf1遺伝子 / メチル化 / 早産児 / 環境 / エピゲノム |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は学内での勤務体制が変わり、研究代表者の寒竹が順天堂静岡病院勤務から順天堂練馬病院勤務となった。研究体制は変わらず、解析等は静岡病院災害医学研究センターにて行うが、新たに練馬病院においても倫理委員会申請や院内において検体処理、そして静岡への検体輸送体制を構築した。 先行研究においてはメチル化解析を次世代シークエンサーを用いて行っており、災害医学研究センターにおいて寒竹と研究分担者の中岡が協力して稼働させていたか経緯があった。異動によりこの体制を継続することが困難になり、2021年度は解析ができなかった。そこで今後は旧来のサンガーシークエンス法にて行うことを検討し、これが可能なことを確認できた。サンガー法であれば練馬でも可能と思われ、今後は静岡、練馬それぞれで症例エントリー、解析を行う予定にしている。 静岡での症例エントリーは順調に進んでおり、フォローアップも含めた将来の計画には変更はない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
検体採取は順調以上に進んでいるが、検体処理、解析が進んでいない。 これは研究代表者の学内異動によるもので、対策を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
症例エントリー、検体採取に関しては、練馬病院が加わることで予定より多くなる。 解析方法であるが、研究代表者が実際に同席しなくても指示のみで行えるサンガー法を開発したので、2022年度は解析も進む。 静岡、練馬それぞれで症例エントリー、解析を行うことができるようになった。
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Causes of Carryover |
研究代表者の異動に伴い、解析計画に遅延が生じた。 検体採取は順調に進んでおり、今回新たに開発した解析法を用いて解析をスタートする。 具体的には、次世代シークエンサーを用いた方法に替えてサンガー法による解析を導入するため、検体処理、輸送、解析(外注)が変更になる。試薬代に加えて、輸送、外注費用が発生するが、総額で計画よりやや少なくなる見通しで、問題は生じないと考えられる。
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Research Products
(1 results)