2021 Fiscal Year Research-status Report
熱中症の炎症惹起メカニズム解明とプレホスピタルにおける早期重症度評価
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21K09074
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
島崎 淳也 大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (40528767)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戸上 由貴 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (50866936)
村津 有紗 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (90737199)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 熱中症 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は炎症惹起の観点から熱中症の病態を(1)ラットモデルを用いた基礎実験、(2)健常 人を対象とした実証実験、(3)熱中症患者を対象とした臨床研究、の3つの対象をもとに解明 を試み、プレホスピタルで利用可能な客観的重症度指標を開発することが目的である。 (1)(3)に関しては研究の準備をすすめている。(2)に関しては消防学校生徒を対象とした実証実験を2021年度に実施した。今年度も引き続き実証実験を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症流行の影響で、予定していた実験が一部実施できなかった。全体の進捗としてはやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度も(1)ラットモデルを用いた基礎実験、(2)健常人を対象とした実証実験、(3)熱中症患者を対象とした臨床研究、をすすめていく予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症流行の影響で、年度内に実施できなかった実験があるため。繰り越し分については本年度に実験を実施予定である。
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