2022 Fiscal Year Research-status Report
3D online medical care system using AI application with PHR and VR function
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21K10349
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
米田 隆 金沢大学, 融合科学系, 教授 (60313649)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 3Dオンライン診療 / 人工知能 / 仮想現実 |
Outline of Annual Research Achievements |
糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病は、早期発見、早期介入が重要であり、無症状や受診負担のため、低受診率であり、手遅れになることが社会的問題になっている。AI健康アプリを用い、個人の行動変容を促進するというデジタル医療を確立してきた。 本研究では、このAIアプリをさらに改良し、Personal Health Record(PHR)だけでなく、AI、IoT、VR、5Gを活用した3Dオンライン診療法を導入、糖尿病、高血圧症や脂質異常症などの重症化予防に係るエビデンスを証明し、新たなデジタル医療システムの構築を目的とすることである。昨年度は、このシステムのプロトタイプを作成し、研究プロトコールを作成、倫理委員会提出準備まで行い、臨床研究対象者を35名までリクルートしていた。今年度は、臨床研究を実施する予定であったが、プロトタイプでの臨床研究は、現状では法的に問題ありとのことで、プロトコールを改訂し、現実に臨床研究可能な形で行った。135名を対象に食事療法における前方視的介入(食べた食事を評価し介入という形でなく、食べる前に何を食べるかという介入)をタンパク質摂取量という観点からおこなった。平均-3.5kgの体重減少、糖尿病患者40名においてはHbA1c-0.5%低下という結果であり、この介入方法の有用性が確認できた。また、新たなプロトタイプシステムとして、全体像から腹囲測定やアバター作成など新しい技術応用の可能性を検討し、可能性があることが判明した。手術における、3D遠隔診療の可能性としてHoloeyes社などとの共同研究も始まった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の臨床研究は、法的に問題あるも、プロトコール改定で乗り切った。
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Strategy for Future Research Activity |
今回の研究成果をもとに、規制改革ができないか、厚労省などと検討。 新たなデジタル技術を導入した介入方法での臨床研究の可能性の検討。
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Causes of Carryover |
昨年度の研究の遅れが、今年度まで影響した。また、研究プロトコールの改定で、研究の内容の変更があり、必要経費が若干少なく済んだ。来年度は、新たなデジタル技術を導入した臨床研究を検討しており、次年度使用額を使う予定である。
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