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2023 Fiscal Year Research-status Report

COVID-19における急激な病態悪化メカニズムの解明および予防ターゲットの提示

Research Project

Project/Area Number 21K10407
Research InstitutionKansai Medical University

Principal Investigator

伊藤 明日香  関西医科大学, 医学部, 講師 (20412538)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 服部 文幸  関西医科大学, 医学部, 教授 (50398624)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
KeywordsCOVID-19 / SARS-COV-2
Outline of Annual Research Achievements

前回までの研究で、新型コロナ感染症の既往感染患者の大伏在静脈において、新型コロナウイルスのスパイクタンパクとヌクレオカプシドが免疫染色されることが分かった。他の患者において同様のことが生じているかを確認するべく、症例数を重ねる必要があるが、現在、検体使用の同意を得るのが困難な段階である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

COVID-19の重症化頻度が低下している一方で、現時点ではCOVID-19後遺症が増加している。我々の実験結果から、COVID-19既往感染患者の体内にSARS-CoV2が長期に存在する可能性が示唆され、COVID-19後遺症との関連も考えられる。現在、その関連性についてヒト検体を用いた検討を考えているが、検体を前向きに得るのが困難であり、研究進捗状況が遅延している。

Strategy for Future Research Activity

検体使用同意を得られるよう努めていく。

Causes of Carryover

COVID19の重症化が減少しており、また自身の臨床業務負担増加により実験時間の確保が困難であることから、COVID19の後遺症について臨床検体を用いた方針を検討していたが、予想外に検体を得ることが困難であり、再度、研究室の実験系を検討していく。細胞培養と解析にかかわるものに助成金使用を行っていく。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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