2021 Fiscal Year Research-status Report
Approaches for sustaining and enhancing nursing students' engagement in learning
Project/Area Number |
21K10639
|
Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
石井 慎一郎 自治医科大学, 看護学部, 講師 (80724997)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 敦子 自治医科大学, 看護学部, 准教授 (70724996)
板橋 直人 日本保健医療大学, 保健医療学部看護学科, 講師 (80570275)
塚本 友栄 自治医科大学, 看護学部, 教授 (00275778)
関谷 大輝 東京成徳大学, 応用心理学部, 准教授 (80619213)
中島 富有子 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (80592980)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 学習エンゲージメント / 認知的エンゲージメント / 感情的エンゲージメント / 行動的エンゲージメント / 看護基礎教育 / 自律的学習 / 協同学習 / 動機付け |
Outline of Annual Research Achievements |
学習への主体的な取り組みは、学習エンゲージメントといわれ、行動・認知・感情の3つで構成される。近年、能力獲得や成績等の成果へプラスに影響する新たな教育方法の評価として注目されている。看護基礎教育では急激なICT教育の導入やITが活用される一方で、看護系大学増設を背景に学生は多様化し、特別な配慮が必要な学生、他者との協同が困難な学生が増えている。 本研究者は、看護学生の学習エンゲージメントの実態が国内では未検証であることを確認し、本研究に先立ち、看護大学生を対象に実習前後の予備的調査を行った。その結果、各エンゲージメントと自律的学習方法との間に相関関係はなく、感情的エンゲージメントのみが実習後に有意に低下し、学習者の感情に焦点をあてた教育的指導の必要性が示唆された。 そこで、本研究では、看護学生の学習エンゲージメントの実態調査を基に、自律的学習方法・協同学習との関連を明らかにすることを目的とする。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度、研究代表者の異動により、当初予定していた本調査票の作成が遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
研究分担者,研究協力者とともに,最新の情報収集,ディスカッションを通し,調査票項目を見直し作成していく。
|
Causes of Carryover |
情報収集のための学術集会参加費、交通費を計上していたが、新型コロナ感染対策や開催方法の変更によりオンライン開催となり余剰金が生じた。 学術集会の開催場場所、会議開催予定地や研究者所属地域の新型コロナなどの感染拡大状況を確認しつつ、参加及び対面でのディスカッションを計画し、研究費を執行していく。
|