2023 Fiscal Year Research-status Report
看護職者のワークエンゲイジメントに関係する職場の環境要因に関する研究
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21K10688
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Research Institution | Yamagata Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
高谷 新 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (40882783)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安保 寛明 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (00347189)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 産業精神保健 / ワーク・エンゲイジメント / 看護師 / 看護師長 / リーダーシップ |
Outline of Annual Research Achievements |
22年度に調査を実施した3県(山形県、宮城県、埼玉県)の61病院、79訪問看護事業所に勤務する看護職員4735名を対象として、23年度も質問紙調査を実施した。調査項目の内容は、前年度と同様に対象者の個人属性に関することとして性別、年齢、取得免許、看護師従事経験年数であり、またワーク・エンゲイジメントについてはユトレヒトワークエンゲイジメント尺度日本語版、職場コミュニティ感覚尺度、心理的安全性、看護師長のリーダーシップに関することである。 調査の結果653名の回答が得られている。内訳は、病院勤務の看護職員が567名、訪問看護事業所勤務の看護職員が86名である。本研究の調査データは所属部署に対してIDを割り付けており、22年度の調査結果と合わせて、個人と集団の階層構造持つデータとして統計学的に分析を実施する。 なお、22年度の調査結果の一部は2024年度開催の関連学会で発表予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
22年度の調査に引き続き同協力医療機関に対して23年度も調査を実施し、分析を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度に引き続き、2024年度も研究協力が得られている病院、訪問看護事業所に対して追跡調査を実施する予定である。追跡調査の実施予定は、2024年10月~11月の期間である。
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Causes of Carryover |
研究分担者の実施した調査において、2023年度に収集予定であった調査データが収集できたために当初の世千絵よりも調査にかかる拠出が少なかったため。
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