2023 Fiscal Year Research-status Report
救急看護領域における重症熱傷患者に対する看護実践の構造化と支援モデルの構築
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21K10795
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| Research Institution | Sapporo Medical University |
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Principal Investigator |
村中 沙織 札幌医科大学, その他部局等, 研究員 (20895081)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上村 修二 札幌医科大学, 医学部, 講師 (10448607)
牧野 夏子 札幌医科大学, その他部局等, 研究員 (80554097)
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| Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 熱傷看護 / 看護実践 / 困難 / 看護教育 / 移行ケア / 支援モデル |
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| Outline of Annual Research Achievements |
前年度までの研究結果を基に論文執筆を行った、②重症熱傷患者の移行ケアを実施する一般病棟の看護師の困難を明らかにした調査は「熱傷」49（3）に掲載、⑤重症熱傷患者の急性期医療から一般病棟転棟の際の移行ケアの認識に関する調査は、「熱傷」50（1）に掲載となった。移行ケアの認識に関しては、⑤に続き国外文献も含めた調査を実施している。③熱傷患者を対象とした療養中の経験に関する面接調査結果の論文は投稿中となっている。⑥救急領域におけるエキスパートナースの熱傷看護実践は国内学会で発表（2023年7月）し、論文執筆中となっている。⑦熱傷患者に対する退院支援・調整の実態調査に関しては、国内学会で発表（2023年11月）し、論文執筆中となっている。支援モデル構築の基礎資料とするため、熱傷診療ガイドラインや熱傷治療研究におけるコア・アウトカム・セットなどの資料を基に研究計画を検討し、⑧熱傷急性期の創処置に関する看護実践を明らかにすることを目的とした重症熱傷患者治療施設に対するWeb調査を実施中である。結果は学術集会で発表予定となっている。重症熱傷患者に対する看護実践の構造化と支援モデルを検討するにあたり、これまでの研究結果を基に、熱傷患者に対する継続的かつ円滑なケア提供を進めるための多職種連携の実態や課題に関して、国内学会で発表（2024年6月）予定となっている。熱傷患者の看護実践を網羅するには、退院支援や在宅支援等に関わる研究の充足も必要と考えており、今後の研究の進展について検討する。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画に基づき予定に沿って調査を進めたが、支援モデル検討にあたり、追加研究を実施しているため遅れを生じている。
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| Strategy for Future Research Activity |
新たに追加した調査⑧に関して、調査結果について公表を進める。③熱傷患者を対象とした療養中の経験に関する面接調査結果、⑥救急領域におけるエキスパートナースの熱傷看護実践、⑦熱傷患者に対する退院支援・調整の実態調査に関して、論文化を進め公表を目指す。
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| Causes of Carryover |
必要図書、調査に必要となるソフトの購入を行う。論文投稿等に遅れが生じているため、論文投稿を進める。長期の療養期間が必要となる熱傷患者に対する病期を網羅した看護実践の構造化と支援モデル検討に関する新たな研究計画が必要となっており、調査資金等に充てる。
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