2021 Fiscal Year Research-status Report
グローバルな高齢化に対応するICTを用いた日越協働地域看護教育プログラムの協創
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21K11027
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
堀井 聡子 千葉大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70617422)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 麻由美 常磐大学, 看護学部, 准教授 (60800018)
黒須 一見 国立感染症研究所, 薬剤耐性研究センター, 研究員 (80741967)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 国際共同研究 / 看護教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究開始にあたり研究班のメンバーとともに研究の方向性を確認し、詳細計画を作成した。また、協働研究者となるベトナムの看護系大学教員とオンライン会議を行い、研究の概要について認識を共有した。 ベトナムの看護系大学のシラバスを入手し、レビューを行った。その結果を踏まえてベトナムにおける看護教育の課題を取りまとめ、国際保健医療学会で発表した。また、ベトナムの看護教育に関する研究成果を国際学会および国際誌で公表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は、今後開発する看護教育プログラムの基礎情報を収集するため、ベトナムの看護教育において老年看護学、地域看護学がどのように位置づけられているか、また看護教育のニーズを探索することを目指していた。ベトナム側で協力の得られた大学が一件だけではあったが、シラバスなどを入手し、ベトナムの看護系大学の教員と看護教育上の課題を共有することができたので、目標は達成とする。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画作成時の所属先から異動したため、大学間で協働プログラムを実施するのではなく、ベトナムの健康課題(高齢化)と看護ニーズに即した看護教育プログラム開発を推進するための調査、ワークショップなどを、ベトナム看護教育関係者らと協働で行うことを最終目的とする。来年度はそのための基礎的調査などを実施する。
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Causes of Carryover |
研究代表の異動に伴い、研究計画を一部を変更したため。具体的には、ベトナムの高齢者のケアニーズとそれに必要な看護職の能力を開発するための看護教育プログラムをベトナムの看護教育関係者と協働で開発することとし、そのために、今年度より関係者調整を行い、来年度以降にベトナムの看護学生および高齢者を対象とした調査を実施することとする。
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Research Products
(4 results)