2021 Fiscal Year Research-status Report
久山町型「一般行政・教育行政の課題共有型歯科口腔保健システム」の構築とその検証
Project/Area Number |
21K11131
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Research Institution | Fukuoka Nursing College |
Principal Investigator |
角森 輝美 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (20807101)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮園 真美 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (10432907)
吉田 大悟 福岡看護大学, 看護学部, 准教授 (10596828)
山中 富 福岡看護大学, 看護学部, 助教 (30818521)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 行政保健師 / 地域保健 / 課題共有 / 学校保健 / 歯科口腔保健システム |
Outline of Annual Research Achievements |
子どもの歯科口腔保健を含む健康意識は、親の価値観に大きく左右されるため、健康に関するリテラシーには大きな格差があると予測される。学校では、家庭環境の違いに関わらず平等に健康リテラシーを成長させることができる。 本研究は、久山型「一般行政・教育行政の課題共有型歯科口腔保健システム」をモデルに、学校歯科口腔保健についての課題を行政保健師が地域保健課題としてとらえて実施し、12歳児の齲歯数、地域の健康への感心(歯周病疾患検診受診率)、養護教諭との関係、保健師の学校保健課題と地域課題の捉え方を実施前後の評価から、久山型「一般行政・教育行政の課題共有型歯科口腔保健システム」を検証し指針を作成することを目的としている。 初年度はシステム実施に向けた準備と、研究実施地の調整行うことと、歯科口腔保健に取り組む久山町型「一般行政・教育行政の課題共有型歯科口腔保健システム」の研修を開催し、研修前にアンケート調査を実施する計画であった。実施していない行政保健師へのアンケート調査を実施する予定であった。新型コロナウイルス感染症拡大に於いて、保健活動の業務負担が懸念される中、アンケート依頼と研修会開催を実施しなかった。共同研究者とアンケート内容について協議を重ね検討した。その結果、久山町型「一般行政・教育行政の課題共有型歯科口腔保健システム」を実施した後のアンケートに「取り組んだメリット、取り組むときの障害について」の項目を加えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度には初年度はシステム実施に向けた準備と、研究実施地の調整行うことと、歯科口腔保健に取り組む久山町型「一般行政・教育行政の課題共有型歯科口腔保健システム」の研修を開催し、研修前にアンケート調査を実施する予定であったが、コロナ禍に於いて、保健活動の業務負担が懸念され、共同研究者とアンケート内容の検討のみに変更した。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究は、保健師の学校保健課題と地域課題の捉え方を実施前後の評価から、久山型「一般行政・教育行政の課題共有型歯科口腔保健システム」を検証し指針を作成することを最終目的としている。現在もそれについては変更することなく継続する。
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Causes of Carryover |
初年度に計画していた、研修会や、アンケート調査などが新型コロナウイルス感染症拡大のために実施できなかったために2年目に実施することとした。
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