2021 Fiscal Year Research-status Report
電子光学的アプローチを応用したREBOA管理における新たなモニタリング法の開発
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21K16595
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
丸橋 孝昭 北里大学, 医学部, 講師 (10772478)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 重症外傷 / REBOA |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は大動脈遮断カテーテルを効果的にかつ安全に使用するためのモニタリングツールの開発を目的としたものである。電子光学的な知見を応用し、新たなカテーテルを試作した。動作検証をin vitroの実験系により行ったところ、理論通りモニタリングデバイスとしての機能を有していることを証明した。さらに動物実験により、カテーテルの動作確認を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染症の蔓延などの社会的影響もあり遅れているが、今後検証していきながら、臨床応用に向けて調整していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
生体を使用しての検証を予定していたが、コロナ禍により実験会場の使用および出張が困難であり、動物実験予定が見送られたことから、当初の実験計画よりやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
出血性ショックモデル(ブタ)を用いた動物実験により、実際の血流の中で作成したカテーテルが正確に作動するか、あるいはその正確性と臨床への応用可能性を検証する予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で動物実験の実施が困難であったため。次年度に今年度分の実験を追加して行う予定である。
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