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2021 Fiscal Year Research-status Report

介護保険施設における認知症ケアの専門性の高い職員配置の効果

Research Project

Project/Area Number 21K21185
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

森岡 典子  東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 講師(キャリアアップ) (70805746)

Project Period (FY) 2021-08-30 – 2023-03-31
Keywords介護保険施設 / 認知症 / ケアの室
Outline of Annual Research Achievements

高齢化の進展とともに認知症高齢者数が増加の一途をたどる中、人生の最期までその人らしい尊厳が尊重された医療・介護を享受できる社会の実現が喫緊の課題である。介護保険施設は、認知症高齢者の生活を支える場として、“エビデンス”に基づく効果的な認知症ケアの実践が求められている。近年、介護保険施設における専門多職種チームアプローチや職員の専門教育を受けた職員の配置が着目されている。本研究では、介護保険施設における専門性の高い職員配置を評価した認知症専門ケア加算に焦点をあて、量的アプローチによる利用者アウトカムへの効果の検証および質的アプローチによるケアプロセスの変化の過程を明らかにすることを目的としている。
この目的を達成するために、2021年度は、専門多職種アプローチ関する文献レビューを進めるとともに、要介護認定情報・介護レセプト等情報(介護DB)分析のための基盤整備として、データ解析環境整備・データベース構築を進めた。2022年度はデータ解析を進める予定である。
また、認知症を有する高齢者の療養先の一つであるグループホームにも焦点を当てた研究を進めている。国内外における文献レビューを進めるとともに、介護DBに含まれる要介護認定情報ならびに事業所情報等を抽出し、データセットを構築した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

分析に用いる予定であった要介護認定情報・介護レセプト等情報(介護DB)について、厚生労働省からデータ提供に時間を要したため、データセット構築が遅れた。

Strategy for Future Research Activity

2021年度は、専門多職種アプローチ関する文献レビューを進めるとともに、要介護認定情報・介護レセプト等情報(介護DB)分析のための基盤整備として、データ解析環境整備・データベース構築を進めた。2022年度は整備したデータセットの解析を進め、研究成果として国際誌に投稿し、また、学会や商業誌等において研究成果を広く公表し、社会還元を行う予定である。
また、認知症を有する高齢者の療養先の一つであるグループホームにも焦点を当てた研究を進めている。文献レビューを進めるとともに、介護DBに含まれる要介護認定情報ならびに事業所情報等を抽出し、データセットの構築が完了しているので、上記同様、データ解析を進める予定である。

Causes of Carryover

コロナの影響により、学会がオンライン会議となり、旅費がかからなかった。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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