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2010 Fiscal Year Annual Research Report

モンゴル帝国成立史の解明を目指した環境考古学的研究

Research Project

Project/Area Number 22242025
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

白石 典之  新潟大学, 超域研究機構, 教授 (40262422)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村上 恭通  愛媛大学, 東アジア古代鉄文化研究センター, 教授 (40239504)
小畑 弘己  熊本大学, 文学部, 准教授 (80274679)
本郷 一美  総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 准教授 (20303919)
相馬 秀廣  奈良女子大学, 文学部, 教授 (90196999)
篠田 雅人  鳥取大学, 乾燥地研究センター, 教授 (30211957)
Keywords国際研究者交流 / 国際情報交流 / モンゴル帝国 / 環境考古学 / モンゴル:中国:ロシア / 考古学 / 東洋史
Research Abstract

本研究は、歴史上著名な出来事でありながら、文字資料が不十分でその過程が明らかになっていない13世紀の「モンゴル帝国成立の背景」というに課題ついて、考古学、とくに環境考古学的アプローチから解明を試みようとするものである。研究初年の平成22年度は、その予備的な研究期間と位置づけ、体制の確立と調査方法の整備に主力が注がれた。
具体的な成果としては次のようなものがある。平成22年6月に東京にて第一回の研究集会が開かれ(代表者・分担者・連携研究者)調査方針が決定された。8月から9月にかけてモンゴル国、中国、ロシアを中心に野外調査、資料収集旅行が実施された(代表者・分担者・連携研究者)。とくにモンゴル帝国初期の中心地であるアウラガ遺跡とカラコルム遺跡での調査が興味深い知見をもたらした。それらの成果は、次年度からの調査の基礎となるとともに、学術論文として公刊されるであろう。10月にはモンゴル国ウランバートル市で学術講演会を実施した。在モンゴル日本大使館の共催を得て、モンゴル国の一般市民に開かれた有意義な会であった。その成果報告書は平成23年2月に日本語とモンゴル語で刊行された。同2月にはモンゴル人考古学者2名を招聘し、愛媛大学を会場にして国際シンポジウムを開催した。一般にも開放されたもので、多数の参加を得て成功であった。3月には東京において23年度に向けた調査方針を決める会議をもった。
このように本研究は、初年度にもかかわらず、野外調査で良好な資料を得ることに成功し、また、国際的会議を2度も催すなど、内容はもちろんのこと注目度も高いスタートを切ることができたといえる。

URL: 

Published: 2012-07-19  

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