2014 Fiscal Year Annual Research Report
リカードウが経済学に与えた影響とその現代的意義の総合的研究
Project/Area Number |
22243019
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Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
出雲 雅志 神奈川大学, 経済学部, 教授 (10211731)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹永 進 大東文化大学, 経済学部, 教授 (00119538)
諸泉 俊介 佐賀大学, 学内共同利用施設等, 教授 (00210203)
福田 進治 弘前大学, 人文学部, 教授 (00322925)
益永 淳 中央大学, 経済学部, 准教授 (00384727)
石井 穣 関東学院大学, 経済学部, 准教授 (10587629)
服部 正治 立教大学, 経済学部, 教授 (20103913)
久保 真 関西学院大学, 経済学部, 准教授 (30276399)
藤本 正富 大阪学院大学, 経済学部, 准教授 (30330103)
佐藤 有史 湘南工科大学, 工学部, 教授 (60288256)
久松 太郎 神戸大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (60550986)
長峰 章 明治大学, 政治経済学部, 教授 (70189158)
渡会 勝義 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80097196)
川俣 雅弘 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (80214691)
水田 健 東日本国際大学, 経済情報学部, 教授 (80275651)
八木 尚志 明治大学, 政治経済学部, 教授 (90261825)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | リカードウ / 古典派経済学 / 経済思想史 / 経済学史 / 経済理論史 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の2014(平成26)年度の研究実績の概要は以下のとおりである。 第1に、2014年9月11日・12日に「リカードウと国際貿易」「リカードウと同時代人」をテーマとするRicardo Conferenceを東京で開催した。アメリカからAndrea Maneschi氏とRoy J. Ruffin氏、オーストラリアからJohn King氏、カナダからEvelyn Forget氏、スペインからJavier San Julian Arrupe氏、ロシアからDenis Melnik氏を迎え、リカードウ国際貿易論の現代性とリカードウ経済学の意義について幅広い視点から議論した。第2に、2015年3月6日・7日・8日に前回とほぼ同じテーマでRicardo Conferenceを沖縄で開催した。オーストリアからHeinz D. Kurz氏とChristian Gehrke氏、ドイツからBertram Schefold氏、スイスからPascal Bridel氏、イタリアからNeri Salvadori氏、フランスからJerome de Boyer氏らを迎え、リカードウ経済学の現代的意義についてさらに議論を深めた。第3に、この2つのConferenceの成果を英文論集としてまとめる作業をすすめ、国際貿易論英文論集については2015年度中の出版をめざしている。第4に、2014年8月と12月にそれぞれリカードウ研究セミナーを開催し、リカードウの価値論、貨幣論、日本のリカードウ研究、リカードウの同時代人の経済思想などに関して議論を交わした。第5に、日本のリカードウ研究のアンソロジー英文論集の編集をすすめ、2015年度中に出版する契約を出版社と結んだ。第6に、リカードウを中心とする古典派経済学研究を遂行するための、各国の研究者との広範で緊密な国際的なネットワークづくりをすすめた。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(35 results)