2010 Fiscal Year Annual Research Report
知的クラスターの多次元化とイノベーション-集合知の経営学-
Project/Area Number |
22243032
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松島 茂 東京理科大学, 専門職大学院・総合科学技術経営研究科, 教授 (00339508)
福田 淳児 法政大学, 経営学部, 教授 (50248275)
児玉 靖司 法政大学, 経営学部, 教授 (30266910)
入戸野 健 法政大学, 経営学部, 教授 (00269309)
行本 勢基 高松大学, 経営学部, 講師 (10434367)
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Keywords | 集合知 / イノベーション / クラスター / 知識管理 / ネットワーク / 技術開発 / 特許分析 / マネジメント |
Research Abstract |
2010年度は、2つの国際ワークショップを開催し、国際的な研究交流を行うとともに、研究代表者および研究分担者による研究報告を行った。 第1の国際ワークショップは、2010年12月27日、28日、法政大学で開催したInternational Workshop for Innovation Management,"Collective Intelligence and Innovation:Network,Cluster and Knowledge Management,"であり、韓国、ソウル大学からバエ・ジョンホン准教授、ヨンセイ大学からシン・ドンギョブ教授を招聘し、日本側からも洞口、松島、福田、入戸野、行本が研究報告を行った。また、イギリスから招聘したラフバラ大学の篠沢義勝講師も研究報告を行い、法政大学経済学部・胥鵬教授、同・近藤章夫准教授らからコメントを頂いた。 第2は、ドイツ、コブレンツのWHU・オットーバイスハイム経営大学院におけるWorkshopであり、2011年3月4日、"Innovation Processes Observed:Creation of Technological Leadership through Collective Knowledge Management"をテーマとして木村、児玉、行本、洞口が研究報告を行った。同ワークショップではWHUのエルンスト・ホルガー教授とマーティン・フィッシャー氏の共同研究、富山大学・李瑞雪准教授、東京大学大学院・糸久正人氏の研究報告も行われ、活発な議論が交わされた。 これら二つのワークショップに共通した研究テーマとして再確認された研究課題は、従来から議論されてきた技術開発のプロセスやイノベーション・プロセスを「集合知マネジメント」として再検討することである。
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Research Products
(20 results)