2012 Fiscal Year Annual Research Report
21世紀型アカデミック・プロフェッション展開の国際比較研究
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22243046
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
有本 章 広島大学, 高等教育研究開発センター, 名誉教授 (00030437)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大膳 司 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (60188464)
黄 福涛 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (60335693)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 大学教授職 / 21世紀型アカデミック・プロフェッション / アジアの大学教授職 / 国際比較研究 |
Research Abstract |
今年度の研究計画に沿って以下の通り研究を実施し、成果をあげた。 1. 研究分担者・連携研究者が一堂に参集して理論研究会を開催し、今後の研究の推進と調整のあり方について検討した。 2. 諸外国における大学教授職(アカデミック・プロフェッション=AP)に関する実態調査を行うため、欧州・北米諸国を訪問調査した。 3. APアジア調査を実施したアジア7カ国の代表が集まって情報交換のための国際会議を実施した。 4. 日本で実施したAPアジア調査で収集したデータと、1992年に実施したカーネギー調査データを比較した結果以下の8点が明らかになった。 ①大学院課程教育を担当する教員が増加した。②現在の学生の質を、5年前と比べた場合、悪いと回答する比率が増加した。③教育・研究環境が改善したと認識されていた。④専門分野での研究者としての訓練について、「よい」を選択した教員比率が高くなっていた。⑤学期中の研究時間数は有意に減少した。⑥交付研究費額が増加していた。⑦研究成果量が増加していた。⑧海外で開催された学会や学術会議への参加回数が倍増していた。 5. 国内外の学協会等において、研究発表、講演、招聘基調講演など種々の学術活動を行った。 6. 国内外の各種の学術雑誌や図書等に執筆活動を展開した。 7.Springer社から刊行されているThe Changing Academyシリーズにおいて、本プロジェクト代表者(有本)が編集代表をつとめCAP調査の集約作業に従事した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
「研究目的」に沿って示した研究計画をほぼ達成した。具体的には、研究実績の概要の箇所で記述した通りである。
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Strategy for Future Research Activity |
日本調査の分析や世界各国の大学訪問を進めるとともに、CAPデータの分析及びアジア各国が調査データを持ち寄っての国際会議の開催等を通して、世界の大学教授職の展開状況についての知見を深める。研究成果に関しては、逐次、内外の学協会等で発表するとともに、各種出版物等によって公表する予定である。
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Research Products
(26 results)