2010 Fiscal Year Annual Research Report
歴史地区の修景に関する国際共同研究-文化財としての真正性に基づく修景理念と手法-
Project/Area Number |
22254006
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Section | 海外学術 |
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
斎藤 英俊 筑波大学, 家政学部, 教授 (30271589)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 勉 長岡造形大学, 造形学部, 教授 (60280608)
稲葉 信子 筑波大学, 人間総合科学研究科, 教授 (20356273)
宗田 好史 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70254323)
上北 恭史 筑波大学, 人間総合科学研究科, 准教授 (00232736)
鳥海 基樹 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (20343395)
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Keywords | 歴史地区 / 修景 / 文化財 / 伝統的様式 / 真正性 |
Research Abstract |
22年度は、下記に掲げるようにドイツ・オランダ・フランス・台湾および国内各都市における修景事例の調査とデータ収集および比較検討を行った他、外国から景観保存・文化財保存等の専門家を招聘し、国際シンポジウム、国際ワークショップを開催した。また、各研究分担者はテーマに基づいた研究を進め、関連書籍の購入などを行った。これにより、本研究の所期目的の多くを達成した。 ・7月14,15日:京都において研究会を開催し、京都の歴史地区の修景事例の調査を行った(斎藤・上北・井上・北尾・ウーゴ・平賀) ・8月23-30日:ドイツ(ドレスデン他)において歴史地区の修景事例の調査を行った(木村) ・8月27日-9月7日:オランダ(アムステルダム他)およびドイツ(フランクフルト他)において歴史地区の修景事例の調査を行った(斎藤・宗田・北尾) ・10月19-30日:フランス(レンヌ他)において歴史地区の修景事例の調査を行った(鳥海) ・11月5,6日:オランダ、ドイツ、イタリア、シンガポール、中国、韓国の専門家を招聘し、川越市の歴史地区における修景事例の調査および意見交換を行い、東京において国際シンポジウム「歴史地区における建築設計とデザインマネージメント」を開催した(斎藤・木村・宗田・上北・井上・北尾他・ウーゴ・平賀) ・2月18日:オランダより専門家を招聘し、大阪において国際ワークショップ「近代の文化的景観地域におけるデザインコントロール」を開催(斎藤・北尾) ・2月18-23日:台湾(台北他)において歴史地区の修景事例の調査を行った(木村) ・京都(祗園新橋)・金沢(東山ひがし)等の茶屋町の修景の現状調査と比較検討を行った(井上) ・重要伝統的建造物群保存地区における修景基準の比較検討を行った(上北) ・イタリアにおける伝統的建築技術とその保存方法に関して研究を行った(ウーゴ) ・非市街地における包括的デザインコントロール手法の研究を行った(北尾)
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Research Products
(2 results)