2012 Fiscal Year Annual Research Report
多様な学習形態を統合するコンテキストアウェア・コンポーネントアーキテクチャ
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22300284
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Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
池田 満 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (80212786)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柏原 昭博 電気通信大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (10243263)
仲林 清 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (20462765)
長谷川 忍 北陸先端科学技術大学院大学, 大学院教育イニシアティブセンター, 准教授 (30345665)
高木 理 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 助教 (30388011)
松田 憲幸 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (40294128)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | e-Learningプラットフォーム / コンポーネントウェア / 学習コンテンツ / 学習過程の分析 |
Research Abstract |
コンテキストアウェアコンポーネントは,コンテンツとユーザとの間のインタラクションを支援するための機能部品であり、それぞれのコンポーネントが効果的に機能するコンテキストをメタデータとして記述ており、その記述に基づいて管理統合されているものをさす.本研究では、コンテキストとコンポーネント/コンテンツの対応関係をインタラクションの観点から体系化し、管理するアーキテクチャを設計した.具体的には、e-Learningにおける教育・学習方法論としてのコンテキスト,支援機能を実現するコンポーネント,学習教材であるコンテンツを,システム-ユーザ間のインタラクションの観点で対応付けた,コンテキストアウェアコンポーネントアーキテクチャモデルとして体系化した.また,進化型アプローチの意義を確認するため,試験運用を通じて蓄積した活動履歴に基づき,コンポーネントを拡張するための支援戦略プラグインを実装を行った. (1)コンテキストとコンポーネントの対応関係については,インタラクションを元に再利用可能な形として断片化したデザインパターンと捉え,オントロジー工学の教育支援への応用研究で実績をあげている研究代表者の池田らの取り組みをベースとして,池田と研究分担者の高木が中心となって,対応関係を記述するためのメタデータフレームワークの開発を行った. (2)申請者らのコミュニティを中心として,開発したe-Learningプラットフォームを試験運用し,各コンテキストにおけるユーザ-コンテンツ間のインタラクション及び学習活動を通じて生成・蓄積されるコンテンツの状況を評価した. (4)e-Learningプラットフォームの試験運用で得られた学習履歴情報を,研究分担者の松田らが開発し,専門性の異なる講師が協調的に講義内容の改善方法について議論するための環境を提供する,講義分析システムで分析した.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)