2010 Fiscal Year Annual Research Report
WEB2.0による海外と連携した実践共同体を支援する教育システムに関する研究
Project/Area Number |
22300297
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
久保田 賢一 関西大学, 総合情報学部, 教授 (80268325)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 真弓 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20268329)
黒上 晴夫 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20215081)
影戸 誠 日本福祉大学, 国際福祉開発学部, 教授 (50351086)
稲垣 忠 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (70364396)
寺島 浩介 長崎大学, 教育学部, 准教授 (30367932)
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Keywords | 教育工学 / 情報システム / 学習環境デザイン / 実践共同体 / WEB2.0 |
Research Abstract |
本研究の目的は、海外の組織と協働して問題解決する実践的な学びを促進する高等教育の教育システムの開発とその理論化である。その理論的枠組みとして、「実践共同体」の概念を援用し、この概念とカリキュラムを連携させた教育システムを提案することをめざす。 今年度は、計画通り、期間以内に次の2点について取り組んだ。 (1) 国内外の高等教育機関によって行われている海外連携の実践の成果と課題を整理し、教育システム開発に必要な要素を明らかにした。具体的には、Wenger(2009)が提唱するWEB2.0を活用した実践コミュニティに関する理論を海外連携の実践に当てはめて分析した。現段階においては、WEB2,0を海外連携の目的の観点から整理し、関西大学で実践している事例を分析した(2011年度の日本教育工学会で発表予定)。 (2) 先行実践・先行研究の分析から得られた知見をもとに、教育システムのモデルを構築し、京都外国語大とハワイの大学(カピオラニコミュニティカレッジ)間の国際連携のプロジェクトにあてはめ、問題点を明らかにした。具体的には、実践共同体に参加する学生のeポートフォリオを分析し、モデルを適応する中での問題点を明らかにした(2011年度の日本教育工学会および国際学会で発表予定)。 さらに、WEB2.0を活用した海外連携を実践するため、計画していたフィリピン、台湾に加えて、新たなフィールドとして、インド、カンボジア、米国(ハワイ)、オーストラリアでの実践を開発した。 参考文献:Wenger, E, White, N. and Smith, D.J. (2009) Digital Habitats ; Stewarding Technology for Communities. Portland, Oregon, CPsquare
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Research Products
(28 results)
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[Presentation] Points that teachers at Japanese universities emphasize in curriculum of First-Year experience classes2010
Author(s)
Enkai, Y., Kurokami, H., Kubota, K., Murakami, M.
Organizer
World Conference on Educational Multimedia, Hypermedia and Telecommunications
Place of Presentation
Westin Harbor Castle, Toronto, Canada
Year and Date
20100628-20100702
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