2012 Fiscal Year Annual Research Report
WEB2.0による海外と連携した実践共同体を支援する教育システムに関する研究
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22300297
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
久保田 賢一 関西大学, 総合情報学部, 教授 (80268325)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 慎一 日本福祉大学, 国際福祉開発学部, 准教授 (10410763)
黒上 晴夫 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20215081)
久保田 真弓 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20268329)
寺嶋 浩介 長崎大学, 教育学部, 准教授 (30367932)
影戸 誠 日本福祉大学, 国際福祉開発学部, 教授 (50351086)
稲垣 忠 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (70364396)
中橋 雄 武蔵大学, 社会学部, 教授 (80389064)
岸 磨貴子 京都外国語大学, 国際言語平和研究所, 研究員 (80581686)
今野 貴之 目白大学, 社会学部, 助教 (70632602)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | WEB2.0 / 実践共同体 / 海外連携 / 高等教育 / 経験学習 |
Research Abstract |
本研究の目的は,海外の組織と協働して問題解決する実践的な学びを促進する高等教育の教育システムの開発とその理論化である。特に、インターネットの技術であるWEB2.0ツールに注目し、海外との連携にソーシャルメディアを導入する方法について検討した。平成24年度は、前年度までに開発した教育システムを、関西大学および日本福祉大学の海外連携実践に当てはめ、適応可能性の検討およびその修正を行った。以下で平成24年度の成果とその意義について説明する。 1.開発した教育システムの修正 前年度までの取り組みから、海外と連携した実践共同体を構築するにあたり、WEB2.0ツールを活用した遠隔コミュニケーションのみでは限界があることが明らかになった。そこで、今年度は、WEB2.0ツールに加え、対面でのコミュニケーションの機会をとりいれ、ネットを介したコミュニケーションと対面でのコミュニケーションを適切に組み合わせることで、海外連携を活性化していく方略を採用した。そこで得られた知見から、モデルを修正し、高等教育における教育システムのモデル構築をおこなった。 2.他の実践への適応可能性の検討 開発した教育システムのモデルの適応可能性を検討するために、昨年度までの実践に加え新たにカンボジアをフィールドとした海外連携実践を実施した。さらに、国内実践への適応可能性も同時に検討するため他大学や地域の学校と連携した実践を実施・評価をした。 これらの成果をもとに、書籍(久保田賢一(編著)「高等教育におけるつながり協働する学習環境のデザイン:大学生の能動的な学びを支援するソーシャルメディアの活用」晃洋書房)を発刊することができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(25 results)