2012 Fiscal Year Annual Research Report
地域協力と越境的ネットワークの変容に関する地域間比較研究ー海域島嶼を事例として
Project/Area Number |
22310155
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
小柏 葉子 広島大学, 社会(科)学研究科, 教授 (30224091)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今泉 裕美子 法政大学, 国際文化学部, 教授 (30266275)
河原 祐馬 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (50234109)
玉田 大 神戸大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (60362563)
黒神 直純 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (80294396)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 国際関係 / 地域協力 / グローバル化 / トランスナショナル / 島嶼 |
Research Abstract |
最終年度にあたる本年度は、これまで国内外において実施した調査・研究データの分析に基づいて、地域協力の強化や深化による海域島嶼における脱領域的な越境的ネットワークの変容に関して地域間の比較研究を行うことを中心に、以下の段取りにのっとって、総合的な観点から考察を行い、最終的な研究課題の取りまとめを実施した。 ①グローバル化の進展への対応として行われている地域協力の強化や深化によって、海域島嶼において存在し機能してきた越境的ネットワークがいかなる変容を遂げているか、国内の研究機関を中心に、補充的な文献調査を実施し、収集した調査資料の整理を行った。 ②バレンツ海のスヴァールバル諸島、バルト海のBaltic7、地中海の西地中海島嶼連合、南太平洋の太平洋諸島フォーラム、東シナ海の沖縄を事例とした地域協力の強化や深化による海域島嶼における越境的ネットワークの変容に関して、文献調査、および現地調査によって得られた各自の研究調査の分析をもとに、実証的な相互の比較研究を行い、考察した。 ③上記で得られた分析結果に基づき、海域島嶼を事例とした地域協力の強化や深化による越境的ネットワークの変容に関する理論化への道筋を視野に入れた総括的分析を行った。 ④最終的な研究成果を『地域協力と越境的ネットワークの変容に関する地域間比較研究ー海域島嶼を事例としてー』と題する日英両言語を用いた報告書としてまとめ、刊行し公表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)