2010 Fiscal Year Annual Research Report
女性のキャリア形成に関する実証的・実践的研究―複合キャリア形成過程とキャリア学習
Project/Area Number |
22310165
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Research Institution | National Women's Education Center |
Principal Investigator |
神田 道子 独立行政法人国立女性教育会館, その他の部署, 理事長 (70058030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 洋恵 国立女性教育会館, 研究国際室, 研究員 (60155786)
越智 方美 国立女性教育会館, 研究国際室, 専門職員 (70524403)
野依 智子 国立女性教育会館, 研究国際室, 研究員 (40467882)
森 未知 国立女性教育会館, 情報課, 専門職員 (20415350)
渡辺 美穂 国立女性教育会館, 研究国際室, 研究員 (40415352)
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Keywords | 複合キャリア / 社会活動キャリア / 職業キャリア / プログラム開発 / キャリア形成支援 / NPO活動 / 地域人材育成 / 先駆的女性研究 |
Research Abstract |
本研究は、女性のキャリア形成過程に関して、教育社会学、発達心理学、社会教育学、社会工学、歴史社会学等の分野から総合的・実証的・実践的に分析し、その研究成果に基づき、地域づくりを推進する社会的人材を育成する学習プログラムの開発を行うことを目的とする。平成22年度は、4班に分かれて以下の調査研究を実施した。 (1)社会活動キャリアを中心としたアンケート調査の実施 全国375の女性関連施設に調査票を2部づつ送付し、地域活動で活躍する人材2名に依頼、郵送にて返送、750票中433票回収した(回収率57.7%)。地域人材の形成過程について調査した。 (2)NPO活動を中心としたヒアリング調査の実施 活動分野・地域バランスなどを考慮した上で、全国25団体のNPO法人の女性代表へのヒアリング調査を実施した。複合キャリアの形成過程について調査し、参考資料を作成した。 (3)先駆的女性へのヒアリング調査・文献調査の実施 複合キャリアを実践した先駆的女性3人へのヒアリング調査と資料収集を行った。 (4)プログラム開発に向けての調査研究の実施 (1)から(3)の調査研究・分析からプログラムを開発するにあたり、先駆的事例として広島・山形・栃木の事例研究と韓国・釜山女性家族開発院、両性平等教育振興院、京畿道女性ビジョンセンターのプログラムの調査研究を行った。 平成22年度は、(1)の量的調査、(2)(3)の質的調査などあわせて豊富なデータを入手することができた。
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Research Products
(4 results)