2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22320025
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Research Institution | Kinjo Gakuin University |
Principal Investigator |
高橋 博巳 金城学院大学, 文学部, 教授 (70109833)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安藤 隆穂 名古屋大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00126830)
玉田 敦子 中部大学, 人文学部, 准教授 (00434580)
渡辺 浩 法政大学, 法学部, 教授 (10009821)
鷲見 洋一 慶應義塾大学, 文学部, 名誉教授 (20051675)
伊東 貴之 国際日本文化研究センター, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (20251499)
川島 慶子 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20262941)
長尾 伸一 名古屋大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (30207980)
堀田 誠三 福山市立大学, 都市教養学部, 教授 (40144109)
大石 和欣 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (50348380)
逸見 竜生 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (60251782)
寺田 元一 名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 教授 (90188681)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 公共知 / 啓蒙 / 百科全書 / 東西比較 |
Research Abstract |
最終年度の主な研究活動として特筆されるのは、2013年5月11日、ソウル大学校で開催された韓国18世紀学会の春季大会に、メンバーの大半が参加して、東西の百科全書の比較研究を行ったことである。鷲見・逸見・寺田を中心にフランス百科全書研究はもちろん、東アジアの同様な試みについても活発な討議が交わされ、長尾・高橋もそれぞれ公共知の展開の種々相について論じた。これらについては、各人の成果報告欄の諸業績を参照されたい。 高橋はこの学会がきっかけとなって、11月29日にソウル大学校奎章閣講演に招かれ、草場佩川と朝鮮通信使の話題を中心に講演し、韓国でまだ知られるに至っていない最後となった通信使の実態を明らかにすると同時に、その他の情報交換も行った。相前後して開催された秋季大会でも、春に未参加のメンバーが発表を行い、共同研究を継続する一方、逸見もまた複数の大学や学会に招かれて交流を深めている。 公共知研究会としては、7月28日に名古屋大学経済学研究科の会議室を会場に、福田真希(名古屋大学)の「啓蒙期フランスにおける恩赦廃止論と『近代化』」と題する研究会を行い、2014年3月13日には、Ann Thomson(European University Institute, Florence)を迎えて、「イギリスからの理神論のフランスへの流入」のテーマで近著『啓蒙の霊魂』にも触れながら刺激的な講演と討議の場を共有した。 こうして公共知という観点から東アジアにまたがる研究組織をさらに中国の研究者も交えて展開するという課題を残しつつ、目指した研究計画の大半を達成できたと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(35 results)
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[Presentation] 玉堂片影2013
Author(s)
高橋博巳
Organizer
浦上玉堂シンポジウム
Place of Presentation
大原美術館
Year and Date
2013-11-16
Invited
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[Presentation] 草場佩川
Author(s)
高橋博巳
Organizer
佐賀偉人伝著者講演会
Place of Presentation
佐賀県立佐賀城本丸歴史館
Invited
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