2012 Fiscal Year Annual Research Report
コーパス利用による英語の通時的地域的変異の融合的研究
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22320089
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Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
谷 明信 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (90236670)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 秀夫 三重大学, 教育学部, 教授 (00164591)
矢橋 知枝 仁愛大学, 人間学部, 准教授 (10340035)
家入 葉子 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20264830)
今井 光規 摂南大学, 公私立大学の部局等, その他 (60034584)
尾崎 久男 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 准教授 (60268381)
澤田 真由美 愛知学院大学, 教養部, 准教授 (60369791)
柳 朋宏 中部大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (70340205)
内田 充美 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (70347475)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | コーパス言語学 / 英語歴史言語学 / 英語方言学 / 英語史 |
Research Abstract |
まず、スペースの関係で、本年度の研究成果の一部のみを報告する(なお本研究にかかる今年度の全論文・発表数は14件)。2012年度中の出版には間に合わなかったが、2011年に本研究グループが開催した国際学会Middle and Modern English Corpus Linguisticsの論文集は2013年内に出版予定で、研究代表者の谷、研究分担者の家入、尾崎、澤田、柳の発表論文が含まれている。また、谷と尾崎は 『15世紀の英語-文法からテキストへ-』(大阪洋書, H25年3月)を編集し、この論文集には谷、尾崎、内田、柳が本研究にかかる論文を投稿した。谷はコーパスにより動詞witの談話用法を、柳もコーパスにより中英語のseemの諸構文を論じた。内田は中英語とフランス語の比較、尾崎はCaxtonのParis and Vienneのフランス語原典の問題を電子テキストを用いて論じた。この論文集とは別に、家入は中英語のmakeの補文の問題を考察し、ドイツの出版社発行の論文集に掲載された。また、谷(“Revisiting the Loss of the Verb _Wit_ in Comparison with _Know_”(_Phases of the History of English_, Peter Lang, 2013出版予定)はコーパスにより方言と時代のパラミターから動詞witの衰退を論じた。このようにして、英語歴史言語学の立場からの研究を進めた。 本研究の目的は英語歴史言語学と英語方言学の融合による新たな英語史のアプローチの模索であるが、上記の谷のwitの衰退の論文や、家入の研究の一部では、方言の考察がなされたが、方言を含む歴史的コーパスの欠如のために、融合を図ることが困難であった。このような問題はあるものの、本研究は日本における英語史研究に寄与することができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)