2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22320131
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Research Institution | Japan Women's University |
Principal Investigator |
成田 龍一 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (60189214)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩崎 稔 東京外国語大学, その他部局等, 教授 (10201948)
吉見 俊哉 東京大学, その他の研究科, 教授 (40201040)
丸川 哲史 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50337903)
渡辺 直紀 武蔵大学, 人文学部, 教授 (80409367)
坪井 秀人 国際日本文化研究センター, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (90197757)
鳥羽 耕史 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90346586)
戸邉 秀明 東京経済大学, 経済学部, 准教授 (90366998)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 日本史 / 近現代史 / 戦後史 / 文化史 / 思想史 |
Outline of Annual Research Achievements |
冷戦文化研究会を定期的に開催し、各自の成果を共有することをおこなった(6月8日。9月21日)。石原俊『<群島>の歴史社会学』(弘文堂)、大内裕和・竹信三恵子『全身○活時代』(青土社)の合評会を、それぞれ著者を招きおこなった。冷戦文化研究に欠かせない、辻井喬の展覧会(長野県)に研究代表者・成田龍一と研究分担者の鳥羽耕史が出かけ資料収集をした(8月16日)。さらに、11月8日~9日に、沖縄県(那覇)に出かけ、「人類館」の鑑賞、資料収集、(後述する)国際会議開催の打ち合わせをおこなった。 また、本研究の成果を国際的に発信し、国際会議開催の準備のために研究代表者・成田龍一と研究分担者の坪井秀人、鳥羽耕史、渡辺直紀が、10月10日~10月17日にかけてアメリカに出かけた。10月13日には、ニューヨーク大学で映画「ゴジラ」をめぐるシンポジウム、10月14日には、コロンビア大学での「歴史とは何か」と題する会議に参加、鳥羽耕史、成田龍一が報告をした。 12月22日・23日には、東京外国語大学を会場として、国際シンポジウム「文化と記憶のポリティクス」を開催した。「第一セッション」は、アメリカから酒井直樹、平野克弥を招き、それぞれの新著を検討した(「アメリカにおける日本思想史研究の二つの試みから」)。「第二セッション」は、復刻された『琉大文学』を対象とし、「冷戦文化と沖縄」を討議した。復刻解題の者の我部聖、広島大学の川口隆行が報告をし、関係者の仲程昌徳(琉球大学名誉教授)、研究の先鞭をつけた鹿野政直(早稲田大学名誉教授)の発言を受けた。「第三セッション」はラウンドテーブルとして、「戦後70年」という課題と記憶のポリティクスの現段階」をおこなった。いずれも、活気ある報告と討論がなされた。 資料収集も着実に進み、本研究の重要な対象である、映画のDVDを収集した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(12 results)
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[Presentation] 日本における林和研究2014
Author(s)
渡辺直紀
Organizer
林和文学研究会・第7回林和文学シンポジウム
Place of Presentation
昌原大学校総合教育館(韓国・慶尚南道・昌原市)
Year and Date
2014-10-17
Invited
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[Book] ジェンダー史2014
Author(s)
大口勇次郎・成田龍一・服藤早苗編
Total Pages
441+19(346-398担当)
Publisher
山川出版社
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