2011 Fiscal Year Annual Research Report
現代日本の青年層の異文化観に関する研究-群馬県における高校生・大学生の意識の分析
Project/Area Number |
22320177
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Research Institution | Ikuei Junior College |
Principal Investigator |
小野澤 正喜 育英短期大学, 現代コミュニケーション学科, 教授 (90037044)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小池 庸生 育英短期大学, 現代コミュニケーション学科, 教授 (80258863)
周東 聡子 育英短期大学, 現代コミュニケーション学科, 教授 (20279566)
藤原 愛 育英短期大学, 現代コミュニケーション学科, 講師 (70611309)
伊藤 優子 育英短期大学, 現代コミュニケーション学科, 准教授 (90389768)
三浦 哲也 育英短期大学, 現代コミュニケーション学科, 准教授 (80444040)
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Keywords | 民俗学 / 多民族共生 / エスニシティ / 異文化理解 |
Research Abstract |
初年度の予備調査等を踏まえ、アンケートの修正、他地域の調査、高校生の意識調査等を行った。調査は昨年度同様に、国別選好研究班、言語的選好研究班、交友関係選好研究班、宗教意識研究班、通婚意識研究班の5班に分かれて実施し、多面的に意識調査を行った。 各班が独自に行った分析結果から、それぞれの意識調査と相関性の高い項目として、居住地域に加え、児童期における友人関係があげられた。それらを踏まえ、共通のアンケート項目として居住地域、親族関係、友人関係、近隣住民等に関するものを基礎項目として選定した。これにより、個人毎の生まれや居住環境とその意識の違いに重点を置いた分析や比較が可能となる。今後行う地域毎の比較や意識調査の基準として期待できる。 本調査は育英短期大学、東洋大学、獨協医科大学等の学生計250名、前橋育英高等学校の高校生350名を対象に質問票調査を行った。調査データは班毎に集計ソフトにより集計し、多角的な相関関係に関する分析を行っている。特に、主に県内の学生が集まる学校と全国から集まる学校を比較することで、思想・見聞の広がり方の違いについて分析を進められると考えられる。 中間集計結果に関しては、ウェブサイト上に適切な形でアップロードする予定であったが、個人情報等が含まれることから一般への公開を見合わせている。今後、加工済みのデータや分析結果等の公開を行えるデータの準備と調整を進めている。 また、他地域との比較として福岡市、多民族国家の一例として広州長沙(中国)にある湖南大学学生の意識調査を行った。年々増えている中国人留学生の外国人・外国自体への意識を調査し比較することで、今後の日本の意識調査に有用である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
アンケートの作成・改善、大学・高校でのアンケートの実施、多角的な分析等は順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は本研究プロジェクトの最終年度であり、本調査のデータ分析を進めるとともに、必要な追跡調査を行う。質問票の追加調査を県央地区および東部地区で行うとともに、県北地区・県西地区・県外における質問票調査を行い比較対照資料とする。
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Research Products
(22 results)