2012 Fiscal Year Annual Research Report
地域間格差と個人間格差の調査研究:ソーシャルキャピタル論的アプローチ
Project/Area Number |
22330149
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
辻 竜平 信州大学, 人文学部, 准教授 (40323563)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今田 高俊 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (00107517)
金井 雅之 専修大学, 人間科学部, 教授 (60333944)
金澤 悠介 立教大学, 社会情報教育研究センター, 助教 (60572196)
籠谷 和弘 関東学院大学, 法学部, 教授 (70313351)
小林 盾 成蹊大学, 文学部, 准教授 (90407601)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 地域間格差 / 個人間格差 / ソーシャル・キャピタル / 政策 / 社会調査 |
Research Abstract |
本研究は,地域間格差を構成する,自治体の政策および地域のソーシャルキャピタルといった諸要因が,個人間格差に及ぼす影響について総合的に検討することを目的としている. 平成24年度は,特に新しい調査は行わず,平成22年度に実施した長野県内の10市町村における予備調査――市町村ごとの子育て政策ないし医療・高齢化政策の違いによって生じうる格差が,地域のソーシャルキャピタルによって緩和されるかを検討しようとした――,および,平成23年度に実施した関東甲信越50市町村における本調査――市町村ごとの健康政策の違いによって生じうる格差が,地域のソーシャルキャピタルによって緩和されるかを検討しようとした――のデータをもとに,各自または数人のグループで分析を進めた. その中間報告として,アメリカ社会学会数理社会学セクションと日本の数理社会学会との合同カンファレンス(8月)において数名が報告したほか,日本社会学会第85回大会(11月)においては,「ソーシャルキャピタル論の新展開」という部会を設けて,本科研にかかわる調査の分析結果をまとめて報告した. これと平行して,本課題にかかわる専門書の出版のめどが立ったので,平成25年度中をめどに専門書として成果を公表することとした.そこで,研究会を開催したりメールでのやりとりをしたりしながら,相互批判を行って分析を深め,論文の執筆に入っている段階である.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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