2011 Fiscal Year Annual Research Report
専門職基準に基づく校長の養成・採用・研修プログラムの開発に関する実証的研究
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22330217
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Research Institution | Sendai Shirayuri Women's College |
Principal Investigator |
牛渡 淳 仙台白百合女子大学, 人間学部, 教授 (30151856)
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Keywords | 校長の力量 / 専門職基準 / 管理職研修 / 校長の専門性 / カリキュラム開発 |
Research Abstract |
平成23年度は、まず、6月に、前年度に実施した学校管理職研修及び校長の専門職基準に関する国内外調査の概要を日本教育経営学会大会で報告した。その後、研究メンバーが分担して、2009年に日本教育経営学会が作成した「校長の専門職基準」について、その一部修正版、英訳版、解説書、の三つを作成した。また、前年度の調査の補充調査も実施した。前年度は、東日本大震災のため、中間報告書を出せなかったため、前年度と本年度の2年間の研究成果を合わせて、中間報告書(本体、別冊)を3月末にとりまとめた。中間報告書の本体は、『専門職基準に基づく校長の養成・採用・研修プログラムの開発に関する実証的研究(その1)』と題するもので、内容構成は、以下のようになっている:第I部 我が国における学校管理職養成・研修の実態と校長の専門職基準、第II部 諸外国における校長の専門職基準と管理職養成改革の動向、第III部 日本教育経営学会による校長の専門職基準(2009年版)の一部修正案、第IV部 日本教育経営学会による校長の専門職基準(2009年版)の英訳試案、第V部 校長の専門職基準解説書。さらに、別冊として、『「校長の専門職基準」準拠ケースメソッド事例集』をまとめた。これは、参加型の管理職養成・研修プログラムとして注目されている「ケースメソッド」を実施するためのケースを、校長の専門職基準に対応させて開発したものである。専門職基準に対応させたケースメソッドのプログラム開発は、我が国においては初めての試みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
3月末にこの2年間の調査研究成果をとりまとめることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度である本年度においては、校長の専門職基準に対応した管理職(校長、教頭、教務主任等)養成・研修プログラムの開発を予定している。さらに、校長の専門職基準の今後の在り方について、最終提言を行う予定である。
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Research Products
(3 results)