2013 Fiscal Year Annual Research Report
民衆の学びをめぐる史的交渉についての実証的地域研究-就学告諭を結節点に-
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22330218
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Research Institution | Dokkyo University |
Principal Investigator |
川村 肇 獨協大学, 国際教養学部, 教授 (60240892)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大矢 一人 藤女子大学, 文学部, 教授 (10213878)
軽部 勝一郎 熊本学園大学, 経済学部, 准教授 (30441893)
荒井 明夫 大東文化大学, 文学部, 教授 (60232005)
三木 一司 近畿大学九州短期大学, 保育科, 准教授 (60304705)
池田 雅則 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (60609783)
森田 智幸 山形大学, 大学院教育実践研究科, 講師 (70634236)
熊澤 恵里子 東京農業大学, 教職・学術情報課程, 教授 (90328542)
宮坂 朋幸 大阪商業大学, 総合経営学部, 准教授 (90461954)
谷田部 美佳 (杉村 美佳) 上智大学短期大学部, 英語科, 准教授 (70442126)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 就学告諭 / 学制 / 学校創設 / 就学勧奨 / 地域 / 就学 / 学校 |
Research Abstract |
申請者が編者の一人となり『就学告諭と近代教育の形成─勧奨の論理と学校創設』と題する研究報告書の原稿を作成し、出版準備を完了した。報告書の構成(二部構成に加えて資料編)は以下の通りである。 第一部 就学告諭とその論理(第一章 就学告諭とは何か─就学告諭の再定義、第二章 「告諭」という方法─筑摩県・滋賀県を中心として、第三章 学制布告書と就学告諭の論理、第四章 就学告諭に見る「立身・出世」、第五章 就学告諭における「強迫性」の考察-就学「義務」論生成序説、第六章 就学勧奨論理の日米比較、第七章 オスマン帝国から眺めた学制-学制(一八七二)と公教育法(一八六九)、第一部附論 一 類似した就学告諭の作成契機―明治八・九年の女子教育に関する告諭から、二 就学告諭中の「自由」の転回、三 学制研究に対する就学告諭研究の意義─竹中暉雄論文へのコメント 第二部 地域における就学告諭と学校創設(第一章 度会府(県)における学校の転回、第二章 秋田県における郷学の変容─就学告諭の地域的展開、第三章 飾磨県における学校設立をめぐる県と地域、第四章 筑摩県の権令・学区取締・学校世話役、第五章 奈良県の就学告諭と学校設立の奨励、第六章 熊本県における学制周知と就学勧奨 、第二部附論 一 宮崎県学務掛「説諭二則」と小学校の設置、二 「壬申ノ学制前文ハ不朽ノ公法ト云ヘシ」―学制布告書と福井 資料編(就学告諭テキストデータ、就学告諭データベース) 既に出版社との詳細な打ち合わせも終了しており、一刻も早く出版に漕ぎ着ける努力を続けている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)