2012 Fiscal Year Annual Research Report
日本文化の教育的特質を活用したキー・コンピテンシーの国際化に関する調査研究
Project/Area Number |
22330223
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
立田 慶裕 国立教育政策研究所, その他部局等, 研究員 (50135646)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松尾 知明 国立教育政策研究所, その他部局等, 研究員 (80320993)
赤尾 勝己 関西大学, 文学部, 教授 (90202506)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | キー・コンピテンシー / 日本文化 / ナラティヴ学習 / eポートフォリオ |
Research Abstract |
本年は、平成23 年度までの日本の文化的特質についての研究成果を踏まえて、特にeポートフォリオの研究成果をイギリスで開催された7月の国際会議で日本人のコンピテンシーをデジタルな形で展開し、その評価を行った上で、地域の教育人材として認証を行うという内容で、’Developments of Social Recognition System by ePortfolio and e-Passport to Promote Social Participation’として発表した。 さらに、米国及び韓国から、自律的コンピテンシーであるナラティヴ学習の専門家3名を招聘し、本研究の発展的テーマとして、「物語の力を育むナラティヴ学習」と題する国際シンポジウムを10月に開催、国内からは、関西大学と共同でテレビ会議で討論を行った。 そこでは、米国におけるナラティヴと変容的学習、韓国のライフヒストリー、職業人のライフヒストリーの特色、そして代表者自身から、ナラティヴが育む物語の力としての発表を行い、研究成果について広く多数の教育専門家からの意見を交換した。 また、最終年度として、三年間の研究をとりまとめを行い、2003年に刊行された『キー・コンピテンシー』の提言以後のEU諸国のキー・コンピテンシーや二十一世紀スキルの動向、及び、eポートフォリオを中心とした日本の地域文化を活かした生涯学習事業に関する22年度~24年度の国際学会発表のまとめ、22~23年度に行った高校の文化系サークルを対象とした調査結果、24年度に行ったシンポジウムのまとめを報告書として作成し、WEB掲載の予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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