2013 Fiscal Year Annual Research Report
口腔バイオフィルム・唾液のメタボローム解析で拓く「口腔疾患リスク指標」
Project/Area Number |
22390399
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
高橋 信博 東北大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (60183852)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小関 健由 東北大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (80291128)
泉福 英信 国立感染症研究所, 細菌第一部, 室長 (20250186)
鷲尾 純平 東北大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (20400260)
坂本 光央 独立行政法人理化学研究所, 微生物材料開発室, 協力研究員 (50321766)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 口腔バイオフィルム / 糖代謝 / アミノ酸代謝 / 糖アルコール代謝 / メタボローム解析 |
Research Abstract |
1.口腔バイオフィルムのメタボローム解析の展開:これまで、口腔バイオフィルムの糖(糖アルコールを含む)およびアミノ酸代謝の概要について明らかにしたが、実際の口腔内では糖とアミノ酸が同時に利用されることが多いことが想定されることから、糖(糖アルコールを含む)代謝とアミノ酸代謝の相互関連を検討した。その結果、グルコースなどの発酵性糖では、糖代謝とともにアミノ酸代謝が促進されたが、糖アルコールではその種類によって、促進されるものと抑制されるものに峻別できることが判明した。 2.口腔バイオフィルム構成細菌メタボローム解析プラットフォームの構築:これまでの研究から、口腔バイオフィルム構成細菌は、糖代謝とアミノ酸代謝の相互作用など、これまで考えられていたよりも遙かに複雑な代謝を行っていることが明らかになっており、個々の構成細菌の代謝について、再度、詳細な検討が必要となった。そこで、糖代謝優位菌としてStreptococcus mutans、アミノ酸代謝優位菌としてPorphyromonas gingivalis、二次代謝優位菌としてVeillonellaを対象として、メタボローム解析プラットフォームを構築しつつある。Veillonellaについては既知の乳酸代謝だけではなく、特徴的なアミノ酸代謝を行っていることが明らかになった。 本研究結果の一部は、国際歯科研究学会(IADR)、歯科基礎医学会等で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(34 results)
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[Presentation] Porphyromonas new species candidate isolated from intraoperative bronchial fluids of patients with pulmonary carcinoma2014
Author(s)
Kawamura Y, Sato T, Tomida J, Morita Y, Naka T, Fujiwara N, Tanaka K, Yoshida Y, Yoshimura F, Takahashi N
Organizer
Innovative Research for Biosis-Abiosis Intelligent Interface Symposium: The 5th International Symposium for Interface Oral Health Science
Place of Presentation
Sendai, Japan
Year and Date
20140120-20140121
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