2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22390419
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Research Institution | The Japanese Red Cross Kyushu International College of Nursing |
Principal Investigator |
本田 多美枝 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (40352348)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 幾美 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (90257270)
唐澤 由美子 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (40277893)
石塚 敏子 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 講師 (80339944)
小手川 良江 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 助教 (90341544)
福田 美和子 東邦大学, 看護学部, 准教授 (80318873)
松山 友子 東京医療保健大学, 看護学部, 教授 (30469978)
濱田 悦子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (10208580)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 反省的実践 / リフレクション / モデル化 |
Research Abstract |
本研究は<看護における反省的実践モデルの構築>を目指し、本年度は以下3点に取り組んだ。 1.ベテランナースを対象とした継続的インタビューの実施と継続比較分析:前年度までに収集したデータ(12名、一人当たり2-4回のインタビューを実施)の継続比較分析を行った。ベテランナースが何を気がかりと捉えているのか、気がかりとなった状況にどのように取り組んでいるのか、そのときの思考や感情、行動に着目して、そのプロセスや特徴を抽出した。また、クリティカルケア領域のベテランナース2名を対象に、月1回、3ケ月間の継続的インタビューを実施し、合計14名(のべ47回のインタビュー)のデータをもとに継続比較分析を繰り返した。さらに、反省的実践の進展によって、対象者や看護師自身にどのような変化がもたらされたのか、その進展に影響したベテランナースの内的要因についても分析した。 2.研究成果の中間報告:1)ベテランナースのリフレクションの契機となる「気がかり」について分析し、第16回日本看護管理学会年次大会にて発表した。2)「ベテランナースの反省的実践の特徴」の第2報として、12名への継続的インタビューの分析結果をまとめ、第32回日本看護科学学会学術集会にて発表した。3)ベテランナースの反省的実践を進展させる内的要因について分析した結果を学会発表するために、準備をすすめている。 3.全事例のデータを継続比較分析した結果から、ベテランナースの反省的実践の特徴を描出するとともに、モデル図の作成を試みた。今後は、モデル図の精緻化を図るための研究を積み重ねていくとともに、研究の成果を論文としてまとめ公表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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